「映画に出てきそう」 横浜赤レンガに超高級車が大量出現…「4000万円超」最新モデルに仰天

世界的な高級車ブランドと異国情緒あふれる横浜の景色が絶妙マッチ――。ロールス・ロイスとベントレーのオーナーたちで組織される『Rolls-Royce and Bentley Owners' Club of Japan』主催のカーイベント『RR&B DAY 2023』が22日、横浜赤レンガ倉庫で行われた。

ロールス・ロイスとベントレーのゴージャスなイベントが横浜赤レンガ倉庫で行われた【写真:ENCOUNT編集部】
ロールス・ロイスとベントレーのゴージャスなイベントが横浜赤レンガ倉庫で行われた【写真:ENCOUNT編集部】

「ガソリンエンジンの歴史を語るには、ロールス・ロイスとベントレーしかない」

 世界的な高級車ブランドと異国情緒あふれる横浜の景色が絶妙マッチ――。ロールス・ロイスとベントレーのオーナーたちで組織される『Rolls-Royce and Bentley Owners’ Club of Japan』主催のカーイベント『RR&B DAY 2023』が22日、横浜赤レンガ倉庫で行われた。

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 快晴の赤レンガ倉庫に、ゴージャスで優美な英国車が続々と集まった。戦前のロールス・ロイスのコーナーでは、1928年式ファントムI、30年式ファントムII、38年式ファントムIIIがそろい踏み。戦前のベントレー勢も存在感を放った。

 他にも、ロールス・ロイスのコーニッシュ、ゴースト、レイス。ベントレーはミュルザンヌ・スピードやアズールなど、総勢48台。訪れた一般の来場者は「これだけ勢ぞろいしているのはすごいね」「やばっ」「映画に出てきそう」と感嘆の声を上げながら、思わず写真撮影していた。

 56年式シルバークラウドIのオーナーは「直6エンジンを搭載して、丸目2灯のヘッドライトもかわいいですよね。ロールス・ロイスは『静かさ』のコンセプトが素晴らしいと思います」と笑顔を見せた。

 この日はコンクールも実施。表彰式が行われた。

 また、ぜいを尽くした新車も展示された。ロールス・ロイス ブラックバッジ ゴーストは最新鋭のニューゴースト。車両本体価格は約4500万円でオプションは約1000万円というから驚きだ。ベントレーも負けていない。コンチネンタルGTC アズールは本体価格約4000万円でオプションは約1000万円。クールな輝きを放った。

 RR&Bオーナーズクラブは全国約70人の会員を抱え、細部にこだわった職人技に魅せられたオーナーたちが親睦を深めている。横浜赤レンガでのイベントは年1回秋に行われ、ファンや愛好家の定例行事となっている。涌井清春会長は「ガソリンエンジンの歴史を語るには、ロールス・ロイスとベントレーしかないです。走る喜びを多くの人に知ってもらい、伝統を後世に残したいです」と力強く語った。

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