乳がん闘病5年の元SKE48・矢方美紀、ステージ3で乳房全摘出 治療の影響で「ホルモンと人間の仕組みを痛いくらいに体験」
元SKE48で、2018年4月に乳がんを公表した矢方美紀が19日、自身のXを更新。乳がん発覚から5年経った現在の心境を赤裸々につづっている。
乳がん発覚から5年、現在の心境つづる
元SKE48で、2018年4月に乳がんを公表した矢方美紀が19日、自身のXを更新。乳がん発覚から5年経った現在の心境を赤裸々につづっている。
矢方は「2018年に乳がんがわかってから今年で5年が経ちました」と書き出し、「この5年は長いようであっという間な日々で、わたしはバカだからがんについて何も知らなくて病気になっていろんなことが変わり、いろんなことを知ります」と続けた。
さらに「”がんと診断されたとしてもそこから精密検査をさらに行うことで転移がある事を知る”初めはステージ1。初期かと思ったけど最終的に伝えられるのはステージ3。がんにステージがある事・数字が増えると良くないんだって知りました。”胸を温存か?部分的切除か?全摘か?そこからいつ胸を作るか”を考えなきゃ行けない事を知る」と振り返った。
「初めは簡単に胸を取って作ればいいなんて思いながらも、どんな手術がいいか? 再建するタイミングは? 乳輪とかも無くなる事は知らなかった。”抗がん剤をするかもしれない、その前に卵子凍結をする” 抗がん剤をする前と後で妊娠するときに必要な能力が変わる。しかも治療している間は生理がとまるしなんならその後のホルモン療法でさらに生理が5年は来ない。中にはそのまま来なくなる可能性も0ではない。でも私は選ばなかった ”放射線治療をしたら皮膚が伸びにくくなるから再建が難しい” してもしなくてもいいこと・悪いことがある選択ばかりでそれを全て理解し行動するなんて私には無理な選択ばかりでした」などと初めて知った現実があったと打ち明けた。
「でも、見た目よりもわたしは生きること・やりたいことを1番に選択して行きました」と自らの思いを吐露。「もちろんこの後にも治療の副作用に悩んだり苦しいきもちになった。将来には不安しかなく、自信もないし自分がどんどん嫌になっていくときもありました。でも良くも悪くも私の人生だから”きっと大丈夫”ってこころで呟きながらいきています」と続けて記した。
さらには「自分を見てくれるひとがたとえいなくてもひとりで生きていけるくらい出来るくらい強くならなきゃ。と 後悔ばかりの選択をしてきたから少しでもしないように、自分で決める 治療はぱっと見はわからないかもだけど確実に25歳から更年期障害に悩まされて体型も維持するのが難しく記憶力も明らかに下がりホルモンと人間の仕組みを痛いくらいに体験しています」と現状についても説明。
「色々できないと諦めた時もあったけど気持ちがあれば意思があればやれること・出来ることはあったから私の今があります 10月はピンクリボン月間 早期発見は自分を守るきっかけになります」と結んでいる。