俳優の橋本環奈が13日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『トクメイ！警視庁特別会計係』（月曜午後10時）の制作発表に、沢村一樹、松本まりか、JP、前田拳太郎、徳重聡、佐藤二朗と共に出席した。同作にまつわるトークを展開し、会見を盛り上げた。

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　橋本は今回、カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ初主演。「魅力ある円を演じられることが幸せ。設定もそうだけど、突き進む真面目さと、あまりの不運さにちょっと皆さんもかわいそうと思ったり、かわいいと思ったり。多角的に円の魅力を見ていただけるのではないかと思う。撮影でも楽しくやらせていただいております」と話し、キャスト陣を見て「（同作は）面白いですよね？　手応えはあります」と述べた。

　会見は、終始リラックスした和やかな雰囲気に。橋本は、共演者で先輩俳優の沢村には「本番ギリギリまで無駄口しかたたいてない」と笑いながらツッコミを入れる一幕も。さらに松本が「（橋本は）別世界の方なのかな、と思ったら、もうめちゃくちゃ合う」と意気投合していることを明かすと、橋本は「撮影終わりに、おとといサウナ行ってきましたもん」と話した。

　同ドラマは、捜査のお金をテーマにした警察エンターテインメント。緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる経費削減テストを行うことを決めた。そんな経費削減の特別命令（トクメイ）を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円（はじめ・まどか／橋本）だったが、そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ！」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く。

　初回は、10月16日より15分拡大して放送される。