星乃夢奈、SNSの誹謗中傷に「逃げちゃおう」 無理して向き合うと「爆発してしまう」

俳優で歌手の星乃夢奈が10日、東京大学・先端科学技術研究センター内で行われた「世界メンタルヘルスデー2023 #ココロに聞いてみよう! ~私たちの日常とメンタルヘルス~」 のトークイベントに氣志團の綾小路翔と共に出席した。自身が考えるメンタルヘルスなどについてトークを展開した。

イベントに登壇した星乃夢奈【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した星乃夢奈【写真:ENCOUNT編集部】

綾小路翔は自虐「むしろ親戚っぽいコメントばかり届く」

 俳優で歌手の星乃夢奈が10日、東京大学・先端科学技術研究センター内で行われた「世界メンタルヘルスデー2023 #ココロに聞いてみよう! ~私たちの日常とメンタルヘルス~」 のトークイベントに氣志團の綾小路翔と共に出席した。自身が考えるメンタルヘルスなどについてトークを展開した。

「今年19歳で、高校を卒業して大学1年生の歳になる」と言う星乃。芸能活動を行う中でSNSとの付き合いを尋ねられて「私自身もそうなんですけど、SNSを見る人、視聴者さんと投稿者側で分かれると思うんですけど、投稿者側の大きく抱えている悩みとして、コメント欄がやっぱり悩みの種の一つにはなるのかな」と主張した。

 続けて「一つのコメントで気持ちが上がれば、その逆で一つのコメントで泣きたくなるくらい悲しい気持ちになったりとかする。本当に(自身の活動などを)『やめたい』という気持ちになったりとかする。それくらい一つのコメントで気持ちが大きく左右されると思う。『世の中の皆に好かれるわけがない』と分かってはいても、厳しいコメント、きついコメントが目に入ったときって、すごい心に来る」と胸中を吐露。

「そういうとき私は、無理して現実と向き合おうというよりは、『逃げちゃおう』という考え。人間誰しも『こういう時間いやだな』と感じる時間があると思う。そこにがんばって向き合う姿勢はすてきだと思うけど、自分で自分の首を絞めてしまうと、いつか本当に爆発してしまう。そういうときは逃げようと思って。部屋が散らかっていたら部屋を片付けるとか、アニメとかドラマとか鑑賞するのが好きなら、ひたすら鑑賞してみるとか。嫌なことで頭がいっぱいになっていたら、違うこと、楽しいことで頭をいっぱいにすることでリフレッシュして乗り越えて来たのかなと思う」と語った。

 そんな星乃に対して綾小路は「正直、僕はうらやましいですね。すげえディスられたりとか、訳の分からない意味の分からない暴言を吐かれるって、めちゃくちゃ人気者だけ」と斜め上から意見。自身のSNSには「ぜんぜん書かれない。むしろ親戚っぽいコメントばかり届く。よく言うじゃないですか。ラブの反対はヘイトじゃない。無関心だ、と。本当ね、関心持たれてないんですよ」と異なる悩みを告白。自慢のヘアをなびかせて「世界で一番アピった生き方してるのに、言うほど……なんですよ! 街歩いていてもチラッと見られて、素通りされることが多い」と明かし、会場の笑いを誘った。

 同イベントは、アーティストやクリエイターを心と身体の両面からサポートするプロジェクト「B-side」を行うソニー・ミュージックエンタテインメントとの共催で実施。今回は10代から20代の若者世代への理解を深めたいという思いから、ゲストとして綾小路と“応援サポーター“として星乃が登場した。司会としてフリーアナウンサーの内田恭子も出席した。

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