俳優の上白石萌音、新津ちせが10日、都内で行われた『KUMON』の新CM発表会に出席した。

　上白石と新津は以前から交流があったものの、今回が初共演。上白石は「すごく小さいときから会ったこともあって、勝手に親戚のような気持ちだった。楽しい撮影でした」と笑顔で語ると、新津も「萌音さんが気さくに話しかけてくれたのでリラックスして撮影できました」とにっこりだった。

　2人はNHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演。上白石はヒロイン・安子を、新津は安子の孫・ひなた（川栄李奈）の幼少期を演じた。

　上白石は「朝ドラでは時を経ていた。おばあちゃんと孫だったんですけど……。（初共演は）うれしかった～」と喜び。「大きくなったなぁって。すごくたくましく、うれしく思いました。とっても頼もしくて誇らしい。あんなに小さかったのに、すくすくとステキな女性になられていて、おばあちゃんはとてもうれしいです」と“孫”の成長にしみじみだった。

　上白石が新津と初めて会ったのは、新津が5歳の頃という。会う度に新津の背が伸びており、「今はほぼ一緒ですもんね。最初会ったときはこんなだったのに……」と自分の手を腰くらいに持っていき、「うらやましい限り。早く越してほしい、今が一番ヒリヒリする時間（笑）」とはにかんだ。

　この日は撮影でも着用した、おそろいのブルーのワンピース姿で登場。CMのダンスを報道陣の前で生披露すると、上白石は「ちょっとシュールすぎません？　帰りたいかも……。どこ見たらいいのかわからなかった。あまり使わないでください（笑）」と照れていた。

　新CMはウェブ上で公開され、10月16日よりテレビでの放映を全国で開始する。