俳優の市原隼人が主演を務める『おいしい給食』の新たな劇場版の製作が決定した。5日、都内で行われたドラマ『おいしい給食 Season3』1＆2話最速プレミア上映会トークイベントで明らかになった。2024年に全国公開される。

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『おいしい給食』は、1980年代の中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田と、彼を取り巻く生徒たちによる“どちらが給食をおいしく食べるか”という闘いを描く学園グルメコメディー。2019年にテレビドラマが放送スタートし、2021年にSeason2が放送。劇場版はこれまでに2作公開された人気シリーズとなる。

　続編を熱望する声に応えて放送されるSeason3は、函館が舞台。新たな登場人物を加え、北の地オリジナルの献立や食材に囲まれた“新・給食道”が幕を開ける。映画も函館が舞台となる。

　給食マニアの教師・甘利田を演じる市原は「映画になるとドラマと違って物語に深みが出てくる。よりチャーミングな人間性が出てくる。人間の隙というものが見えて、その一面も楽しんでいただける。絶賛製作中ですので、お楽しみに」と呼びかけた。

　Season3から参加となった新米教師を演じた大原優乃は「頼りない教師だけどドラマと映画を経て、どう成長していくのか。また、甘利田先生との恋模様もどうなるのか……ふふっ」と笑いながらアピール。「生徒のみなさんのお芝居が印象的なシーンがある。ぐっときてしまうお芝居の力をいただいた大切なシーンが詰まっている。公開を待っていただければ」と語った。

　トークショーにはそのほか、田澤泰粋、綾部慎弥監も登壇。『おいしい給食 Season3』は10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送を開始する。