坂本真綾、プリキュア悪役オファーに納得 最後は自身もプリキュアに「私が1番驚いた」

声優の坂本真綾が30日、都内で行われた『映画プリキュアオールスターズF』の大ヒット記念舞台あいさつに、声優の関根明良、種崎敦美とともに登壇した。

大ヒット記念舞台あいさつに登壇した坂本真綾【写真:ENCOUNT編集部】
大ヒット記念舞台あいさつに登壇した坂本真綾【写真:ENCOUNT編集部】

「最近、悪役がめっきり多いですから」と吐露

 声優の坂本真綾が30日、都内で行われた『映画プリキュアオールスターズF』の大ヒット記念舞台あいさつに、声優の関根明良、種崎敦美とともに登壇した。

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 今年20周年に突入した「プリキュア」シリーズ。5年ぶりに全テレビシリーズのプリキュアが大集合した今作は、9月15日に公開を迎えると、初日3日間で興行収入4億3000万円、観客動員数35万人のシリーズ歴代最高のオープニング興行成績を飾り、過去最高の成績をたたき出すペースとなっている。

 プリキュアになって初めてのイベント登壇となった坂本は、映画オリジナルキャラクターのキュアシュプリーム/プリム役の出演オファーが来た際の心境を尋ねられると「最初に『今作の悪役です』とかみ砕いた形で聞きまして、“でしょうね”と。最近、悪役がめっきり多いですから納得って感じでした」とコメントして観客の笑いを誘った。

 続けて、「台本を読んだら最後にプリキュアになっている雰囲気になっていて、“えっ? 私プリキュアになるの?”って申し訳ない気持ちというか(笑)、悪役だと思って参上したら、最後プリキュアになっちゃって、みなさんよりも私が1番驚いている感じですね」と吐露した。

 また、改めて、プリキュアになってみた感想を聞かれた坂本は「恐縮ですって感じで、お客さんにとってどう思われるのか、受け入れてもらえるのかなって心配しながら演じていた」と明かしつつ、「この映画に1回限りしか出てこないキャラクターなのかも知れないんですけど、とってもいい思い出をいただいたというか、みんなの記憶に残るプリキュアの1人として歴史に残れたらうれしいなと思っております」と期待を寄せた。

 さらに、オファーをもらった際に「難しい役」と聞いていたそうで「性別もはっきりとは書いていないし、途中までみんなと行動をともにする中で、どのくらいネタバレを含まないほうがいいのかと、分からないことが多すぎたので、現場で監督と相談しながら確かめてやったんですけど、すごく難しい役をいただいちゃったなという感じでした」と回顧した。

 そして、「今作は“プリキュアって何?”という大きな命題を抱えていて、それって20周年でできることだと思うんですけど、そのために必要なまったく逆にいる人物という風に聞いていたので、悪役といっても単純に悪いことをしようと思って出てくるんじゃなくて、すごく大きな役割があるんだろうなとは思っていました」と語った。

※種崎敦美の「崎」の正式表記はたつさき

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