EXILE ATSUSHI、ライム病告白 衝撃的な闘病生活「顔の筋肉が全部落ちちゃう」「うつ気味に」

EXILE ATSUSHI(43)が27日、インスタグラムの生配信などで、マダニを媒介する感染症のライム病であることを明かした。ATSUSHIは3月、換気の悪い飲食店で一酸化炭素中毒の疑いからくる体調不良に。今回はその経緯を話したうえで体調不良にメニエール病を誘発、その後、検査を繰り返すうちにライム病が判明したことなどを告白した。

EXILE ATSUSHI【写真:ENCOUNT編集部】
EXILE ATSUSHI【写真:ENCOUNT編集部】

デビュー22周年記念日にインスタグラム生配信

 EXILE ATSUSHI(43)が27日、インスタグラムの生配信などで、マダニを媒介する感染症のライム病であることを明かした。ATSUSHIは3月、換気の悪い飲食店で一酸化炭素中毒の疑いからくる体調不良に。今回はその経緯を話したうえで体調不良にメニエール病を誘発、その後、検査を繰り返すうちにライム病が判明したことなどを告白した。

 ATSUSHIは正直に自身の闘病状況を語った。3月から目まい、頭痛、吐き気に悩まされ、横になって休む生活が続いたこと。6月にはつらさが軽減したものの、体調不良がメニエール病を誘発していたことが発覚。8月に入って「若干、うつ気味になった」とも告白した。さらには「このまま死んじゃうかもしれないなと思うくらいのどん底感」「顔の筋肉が全部落ちちゃうし、まぶたも落ちちゃう。エネルギーも沸いてこないし、何もする気が起きない日々が2週間続いた」と衝撃的な言葉を並べ、「その原因が、ピロリ菌を含む3つの菌とライム病が原因になっている可能性がある」と語った。

 ライム病は、ボレリアと呼ばれる細菌を原因菌とする感染症のことで、ボレリアはダニの一種であるマダニに刺されることによって伝播する。ボレリアは、日本では発生数は少ないものの、媒介者となるマダニは日本にも生息している。厚生労働省の公式サイトによると、感染初期は筋肉痛や頭痛、発熱などの症状があらわれ、その後は皮膚症状、神経症状などが見られる。

 その状況を踏まえ、ATSUSHIは「ライム病は完治までどれだけ時間がかかるか分からない」と言った。一方で、この時間を無駄にせず、復活する決意を口にした。

「生きていたら無駄な時間はないと思っています。こういうことになって、メンバーにも会社にも申し訳ないと思っています。でも、中途半端で戻るのも申し訳ないのですが、頭はロジカルでポジティブなんですよ。『これまでできなかったことをやろう』と思って、朝、日光を浴びて、英語を勉強したり、ギター教室に通ったりしています。『10年後、あれがあって良かった』という感じで」

 この日はデビュー22周年の日。ファンは続々と激励のメッセージを受ける中、日焼けしたATSUSHIは「いつも応援のおかげだと思っています。治療をしに海外にも行ってみようかと。そして、またステージに立てればいいなと思っています」などと、最後まで前向きに話し続けた。

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