5月も末に差し掛かり今年度もはや2か月となる。新型コロナウイルスの影響でリモート作業など例年とは異なる新年度の始まりとなっている企業も多いことだろう。そんな中、auじぶん銀行株式会社は、全国の新社会人と社会人3年目の男女500名を対象に「新社会人と社会人3年目のお金」に関するウェブアンケートを実施、調査結果を発表した。

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　新社会人を対象にした「初任給の使い道」のアンケート項目では、1位に「家賃」、2位に「貯金」、次いで「食費」が3位という結果となっている。また、「新型コロナウイルスの影響が無ければどのような使い道となっていたか」の問いでは、1位は同様に「家賃」となっているが、次いで「旅行」、「家族へのプレゼント／仕送り」、「趣味」と実際の使い道とは異なる回答が集まっている。少なからず新型コロナの影響を受けていることがわかる結果となっている。

　また、新社会人と社会人3年目の貯金額を問う項目では、新社会人19.2％、社会人3年目の12％が「貯金はない」と回答。さらに、「10万円以上～50万円未満」の項目では新社会人は26.8％、社会人3年目が45.6％という結果となっている。「100万円以上～200万円未満」、「200万円以上～300万円未満」では新社会人の割合は両項目とも10％以下となっているが、社会人3年目になると18％、13.6％としっかりと社会人生活で貯金を増やしていることがわかる結果となっている。一方で「5000万円以上」と回答した人が0.8％と僅かながらも存在した。

　次に、「新社会人と社会人3年目のお金と恋愛について」の項目では、62.8％が交際相手がいないと回答。社会人3年目でも結婚している人の割合はわずか8.8％となっている。

　さらに「恋人への誕生日プレゼントの予算」については、「1万円以上～2万円未満」が28.5％で新社会人と社会人3年目の間で比較してもほぼ見られなかった。一方で「5万円以上」のプレゼントを渡す人の割合でみると、新社会人は14.8％に対し、社会人3年目は12.1％という結果となっており、新社会人のほうが“張り切る”傾向にあることがわかる。

　また、プレゼント内容については1位が「アクセサリー」、次いで「服飾雑貨」が2位。3位に「服」という結果となっている。