『最高の教師』最終回、“星崎”奥平大兼の演技に絶賛「メチャ光った」「目を奪われました」

日本テレビ系連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(土曜午後10時)の最終回が23日に放送された。松岡茉優演じる九条里奈を突き落とした犯人が明らかになった。

奥平大兼演じる星崎透【写真:(C)日本テレビ】
奥平大兼演じる星崎透【写真:(C)日本テレビ】

松岡茉優が主人公・九条里奈を演じる

 日本テレビ系連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(土曜午後10時)の最終回が23日に放送された。松岡茉優演じる九条里奈を突き落とした犯人が明らかになった。

 本作は、“完全オリジナル脚本”の「新時代の学園ドラマ」。松岡が主演を務める本作は、鳳来高校3年D組の担任・九条里奈(くじょう・りな)が、卒業式の日に生徒の誰かに突き落とされ、1年前の始業式の日の教室に戻り、真相を突き止めるために、生徒と本気で向き合っていく“新時代”の学園ドラマだ。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 毎話終了後にSNSでは誰が犯人なのか、予想合戦となって、その犯人説に星崎透(奥平大兼)も名前も。放送前のSNSでは、「奥平大兼(星崎)が全回通してずっと『皆何を言ってるか分からない』という目をしている」「卒業式の犯人……やっぱり星崎……奥平大兼くんだよな。ふわふわ掴めない感じだったけど動機はなんなんだろ」などという声が上がっていた。

 これまで星崎は空気を読まずに鵜久森叶(芦田愛菜)・東風谷葵(當真あみ)・阿久津由利(藤崎ゆみあ)の中に入ったり、九条のタイムリープ・2周目を気づいたりと、3年D組の中でも異色な独特な雰囲気を放つ存在だった。

 そして最終回、第10話。突如与えられた2周目の人生の主人公・九条。生徒に突き落とされた自らの死の未来を変えるため、“何でもする”覚悟を決めた九条は、この世界を「変えよう」とただひたすらに駆け抜けた。その思いに、これまで無自覚に人を傷つけ、無自覚に我慢をし、無自覚に見過ごしてきた3年D組の生徒たちも一人、また一人とその「本気」を解放してきた。

 そして再び迎える“あの卒業式の日”。九条は1年前と同じ場所で、向かう。そして、九条の背後から手が……。押されかける瞬間、相手の手をつかむ。突き落とそうとしたのは星崎だった。

 九条の推理は1周目で突き落とされたのは「明確な殺意もなく起きた」「もしかしたら『無感情』に近い状態で」だった。そこで思い浮かんだのが星崎。そして自らも命を絶とうとするのでは……と、この九条の推理は当たっていた。星崎は小学校のときから自分は友人たちとは違う、「おかしい」と感じていた。空気を読んで自分を殺して、皆の真似をしていないと邪魔をしてしまう。

「周りが『景色』みたいに見えてくる。白黒の映画みたいな……。どこにも自分が居ないような、空しい世界」

 九条2周目の人生、九条の改革は星崎の白黒の景色に“色”を与えた。どんなふうに『変えていく』のかが楽しみだった。星崎は「誰かのために生きてみたかった」という。ただ、同級生みんなが九条によって変えられていく中、自分だけが変わらなかった。やっぱり自分だけ“おかしい”、いない方がいいのかもと。

 柵を超え、九条2周目人生でも命を絶とうとする星崎だったが、宙に浮く星崎を懸命につかむ九条。そこに、クラスメイトたちが下から名前を叫びながら星崎のもとに駆け寄ろうとする姿が。星崎から見たこの景色には“色”が付いていた。

 そして九条の夫・蓮(松下洸平)の力もあり、落ちず引き上げられる。星崎は「皆の後ろで見えてる『真っ赤な』太陽はきっと一生忘れないんだろうね」と言い、3年D組・九条先生最後の授業がこれで終わった。

 星崎が犯人だったことを受けて、SNSでは、「だから1話で星崎が倒れるシーンは白黒だったのか…」「奥平大兼くんのお芝居素敵だし、松下洸平さんが最高の旦那すぎた…」「救いがある最終回でよかった」「目を奪われました」「もう号泣です」「演技がメチャ光った」などの声が上がっている。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください