「危ない!ストップ!」解説席が思わず絶叫 “松戸の不死鳥”、無念の1R・KO負け「未練はない」
“松戸の不死鳥”征矢貴(パラエストラ松戸)がラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)に1R・KO負けを喫した。
「あんなに強いと思わなかった」とテミロフのパワーに脱帽
格闘技イベント「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで生中継)第1試合、RIZIN MMAルール フライ級:5分×3R
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“松戸の不死鳥”征矢貴(パラエストラ松戸)がラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)に1R・KO負けを喫した。
第1試合にふさわしい殴り合いだった。ダウンの奪い合い、ディフェンス力と正確なパンチを入れたテミロフに軍配が上がった。
征矢は左ジャブで距離をつかんでいく。20秒がたち、左フックをヒットさせると下がるテミロフに一気に距離を詰め右ストレート。これが顎を完璧に捉え、いきなりダウンを奪った。
その後はもみくちゃになりながらの殴り合い。カウンターパンチを被弾しダウンを喫する。グラウンドではうまく追撃を逃れ、リカバリー。立ち上がって再度スタンドの展開になるが、腹に回し蹴りを受け、顔面ががら空きに。左フック、右ストレートのコンビネーションを被弾するとフラフラに。解説席からは「危ない! ストップ! ストップ!」の声が上がっていた。最後は左フック、右フックと正面から受け倒れ込む。レフェリーが試合を止めた。
試合後会見で征矢は「悔しいのひとこと。未練はないです」とうなだれる。今回は1R決着が作戦だったというが、その理由を明かすことはなかった。
KO負けのきっかけとなった左フックについては「見えなかった。(パワーは)イメージ通りですけど、あんなに強いと思わなかった」と振り返っていた。
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【動画】フラフラになった征矢貴のKOシーン