【ズバリ!近況】「home」木山裕策さんキング移籍で再始動! 「stay home」で絆強めた家族も協力
You Tubeライブ配信から自作曲「生きて」が誕生
この僕の「stay home」配信から、2曲目の自作曲が生まれました。「stay home」を観に来てくれているお笑い芸人で画家のたいぞうさん(46)が、ゴールデンウィークの前頃に、「何かやりませんか」「今の思いを歌にしてくれたら、その歌を聴いて絵を描きたい」と声をかけてくれて、「生きて」という曲が生まれました。たいぞうさんとは僕のデビューの頃からのお付き合い。たいぞうさんは僕のデビューのオーディション番組を観て、11年前、僕の歌に合わせて絵を描きたい、と連絡してきてくださったんです。それで、2枚目のシングル「I believe/永遠」のジャケットを描いていただきました。
「生きて」はコロナで明日が見えず不安でいっぱい、生きてることさえイヤになる人が出てくるんじゃないかと思い、“生き抜くことが一番大切”という思いを込めて作りました。たいぞうさんって細かいモチーフが組み合わせた色彩豊かな絵を描かれるので、その絵ができていく過程をコマ撮りしてもらって、その一連の写真と僕の歌、編曲してくださった知り合いのミュージシャンの西村直人さんのピアノ伴奏で動画を作り、それも「マジ★ウタちゃんねる」で配信しています。
「stay home」期間中は家族6人で仲良く遊んだ
外出自粛は辛いですけど、家族と長い時間、一緒にいられたのはすごい貴重だったなと思います。うちの13歳~24歳の息子4人はみんな仲が良くて、妻も合わせて家族6人で一緒にいてもケンカは全然ない。みんなで一緒にゲームしたり、カラオケ大会やったり。ゲームでは僕が負けて、罰ゲームで人の出ていない夜中、近所にアイスクリームを買いに行かされたりしていました(笑)。
妻は「子供たちは今、食べることが一番の楽しみだから」と、これまであまり作ったことのないジャンルの料理に挑戦したりして、がんばってくれていました。うちは男が5人もいるから、1食でお米を8合も炊くんです! 食費だけでもすごいんです。だからお父さんの僕は、これからもがんばって働かないといけないんですよ(笑)。
□木山裕策(きやま・ゆうさく)1968年10月3日、大阪市生まれ。大阪外国語大学外国語学部(現・大阪大学外国語学部)卒業後、脚本家を目指して1993年上京。27歳で結婚し、28歳でリクルートメディアコミュニケーションズ(現・リクルートコミュニケーションズ)就職。2004年、甲状腺乳頭がん発覚・治療を機に歌手を目指し、2007年、オーディション番組に挑戦。翌2008年、「home」(avex/tearbridge records)で歌手デビューし、同年末のNHK紅白歌合戦に出場した。2019年12月、You Tubeチャンネル「マジ★ウタちゃんねる」開設。2020年6月10日、4枚目のアルバム「ラヴ&メモリーズ」(キングレコード)リリース。