俳優の堺雅人が主演を務めたTBS系連続ドラマ『VIVANT』は17日に最終回が放送された。最後まで手に汗握る展開が続き、視聴者はハラハラドキドキ。また随所にちりばめられた伏線も見事に回収されていった。そんな中でネットの一部では作中の“最強キャラ”に関する考察が盛り上がっている。

　まるで映画のような壮大なスケールに、謎が謎を呼ぶ展開で今夏ドラマ最大のヒット作となった。毎放送後には考察が大いに盛り上がり、結末から3日が経過したが、なお残る謎への考察や、続編を待望する声も多数上がっている。

　最終回まで超人的な活躍を続けた乃木（堺）を筆頭に、豪華キャストによる個性豊かなキャラクターがそれぞれの存在感を発揮した今作。では「VIVANT」の作中の最強キャラは一体だれか。ネット上ではそんな議論が盛り上がっている。

　乃木、ノゴーン・ベキ、ドラム、野崎、チンギス、ジャミーン、ブルーウォーカーらの名前が上がる中で、実は“最強”だったのでは、と支持されているのが意外な人物。1話にのみ登場するタクシー運転手だ。

　砂漠を横断するために乃木が乗車したタクシーの運転手は、途中で車を降りて小便をすると見せかけ、乃木を置き去りに。さらにカバンまで奪って見せたのだ。

　まだ乃木が“ポンコツ”だと思われていた最序盤のワンシーンだが、その後の活躍ぶりからは考えられないような失態だ。ネット上でも、乃木が超人的な活躍を見せるたびに「乃木を出し抜いたあのタクシー運転手何者なんだ？」という声が。

　改めて最終話を終えても、「あのタクシー運転手第二部のラスボスだろ」「乃木の荷物を全てパクる。あいつ何者なんだ」「結論一番強かったのは1話で乃木を巻いたタクシー運転手じゃないでしょうか」「乃木を死と絶望の淵まで追い込む事が出来たタクシー運転手は新庄並みにヤバい存在よね？」「乃木を出し抜いたタクシー運転手が強さランキング1位なのうける」などと冗談交じりながら盛り上がっている。