永野芽郁「人生で一番腹筋鍛えました」 山田洋次監督から「へそ見せて」リクエストに応え
俳優の永野芽郁が13日、都内で行われた山田洋次監督の90本目となる映画『こんにちは、母さん』の公開中舞台あいさつに出席。山田監督からのリクエストで腹筋を鍛えたことを振り返った。
山田監督は「何度も言ってはいないと思うけど、1回くらい言ったかも」と苦笑い
俳優の永野芽郁が13日、都内で行われた山田洋次監督の90本目となる映画『こんにちは、母さん』の公開中舞台あいさつに出席。山田監督からのリクエストで腹筋を鍛えたことを振り返った。
東京の下町を舞台にした等身大の家族を描いた物語。会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家庭問題にも頭を抱えている神崎昭夫(大泉)が2年ぶりに実家に帰ると、昭夫の母・福江(吉永)は恋愛を楽しんでおり、自身も人生を見つめ直す……というストーリー。
昭夫の娘・舞を演じた永野は、撮影現場で山田監督から「舞ちゃんのおヘソをもうちょっと見せてくれよ」と頻繁にリクエストされていたことを紹介。監督からの要望に応えるため、「人生で一番腹筋を鍛えました(笑)」と秘話を明かした。リクエストした山田監督自身は「何度も言ってはいないと思うけど、1回くらい言ったかも。大変申し訳ない」と苦笑いだった。
また、舞が胸の内を初めて吐露するシーンについて聞かれると「1回目撮ったとき、自分としては『思ったより涙を流してしまったな』と思っていた。そしたら監督が『舞ちゃんはきれいに泣く必要はない。顔を崩していいからもう一度やってみよう』と言ってくれて」と回想。「きれいに泣かなくていいって分かっていても、きっとどこかでセーブしていたのを監督が気づいて声をかけてくれた。思い出の深いシーンになった」と感謝した。
大泉も、同シーンは印象深いといい、「役者としてはウルトラD、E難易度くらいすごい大変なシーンだったと思う」と永野を労い。さらに山田監督がスタートの前に「期待しています!」と声をかけていたことも紹介され、永野は「期待しています! と言われて、ちょっとパニックになりますけどね(笑)。でも、無事にできてよかった」と安堵の表情で振り返った。