【VIVANT】乃木に振り回される黒須 衝撃ラストで「乃木」呼び→「乃木さん」に戻る

俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT』(日曜午後9時)の第9話が、10日に放送された。今回はラストシーンのどんでん返しに驚きの声が挙がっている。

10日に放送された『VIVANT』第9話【写真:(C)TBS】
10日に放送された『VIVANT』第9話【写真:(C)TBS】

乃木がラストシーンで衝撃告白

 俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT』(日曜午後9時)の第9話が、10日に放送された。今回はラストシーンのどんでん返しに驚きの声が挙がっている。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)

 同作は、日曜劇場『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』シリーズなどの大ヒットドラマを手がけてきた福澤克雄氏の原作・演出による完全オリジナルストーリー。丸菱商事エネルギー開発事業部第二課・課長の乃木憂助が、1億ドル(約140億円)の誤送金問題の濡れ衣を着せられたことからバルカ共和国に向かい、“世界中を巻き込む大きな渦”に関わってしまう。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 政府非公認の「自衛隊の影の諜報部隊=“別班”」の一員である乃木は、別班を裏切ってテロ組織「テント」と行動を共にするようになる。実の父親で、テントのトップ・ノゴーン・ベキ(役所広司)に再会した乃木は、ベキからテントのナンバー2・ノコル(二宮和也)と共に“兄弟”として力を合わせるよう伝えられ、ノコルの会社で働き始める。

 乃木は、テントがテロを請け負った資金で孤児院を運営し、孤児たちを救う活動をしていることを知る。さらにテントは、世界各国の諜報機関からマークされることを覚悟でテロの規模を拡大し、その資金でバルカ北西部の広大な土地を急激に買いあさっていた。

 ある日、ベキたちは乃木をバルカ北西部に連れて行く。その土地には、地下200メートルにも及ぶ深く大きな裂け目があった。3年前の地震で地割れが起きてしまったのだ。あるとき、誤って裂け目に落下してしまった子どもを救うため地下に降りたノコルは、そこで大量のフローライトを発見した。

 調査をした結果、このバルカ北西部の土地一帯には純度99%のフローライトが大量に眠っていることが分かった。政府も多国籍企業もまだその存在に気づいていない。テントは一帯のフローライトをすべて手にいれるため、土地を買い占めていたのだった。半導体の原料であるフローライトを採掘すれば世界中の企業に販売できるため、「半永久的に続く利益」を孤児や貧しい人たちに分配できる。それがベキの目的だった。

 しかし、最後の土地を購入するための資金が足りなかったテントは、新たなテロを請け負っていた。被害が最小限になるように分析された計画を見た乃木は、誰も傷つけずに資金を手に入れる方法を申し出る。乃木は別班の機密情報を使って証券会社と株の信用取引を行い、足りない費用を捻出したのだった。

 無事に土地を購入できたテントだが、なぜかバルカ政府はフローライトの存在に気づいていた。ノコルはこれまで隠し通せていた情報が、乃木が加わった途端にバレたことから、乃木を疑い始める。さらにテントの元へ、日本のモニターから一通のメールが。そこには、乃木がテントに寝返った際に銃殺したはずの別班員が、日本の病院でリハビリしている様子が映っていた。

 怒りに満ちたノコルは、拘束した乃木に「なんで全員生きてるんだ。お前ほど腕のたつ人間が、あの距離でミスるはずがない。急所……外したろ? 別班を裏切ったと信じ込ませて、ベキが父親であることを利用し、テントに潜入したんだろっ!!」と声を荒げる。ベキから、「お前は別班の潜入任務としてやって来た。そうなんだな」と問われた乃木。しばらく無言だった乃木は目を潤ませ、「私は……別班の任務としてここに来ました」と告げた。

 実は任務としてベキたちと信頼関係を築いてきた乃木。SNS上では「また、ラストがえらいことに!」「やっぱり別班としての潜入かぁ」「別班生きてたね」「絶対絶命の乃木さんの運命は?」と驚きの声が。

 また、任務時に乃木に裏切られ一緒にテントに拘束された後輩の黒須駿(松坂桃李)は、乃木に怒りをにじませ、悪態をついていた。しかし別班メンバーが日本で生きていたことを知り困惑する。乃木が急所を外したことを知った黒須は、「乃木……さん……?」と敬語に戻り、乃木を見つめるのだった。

 このシーンにも、「ずっと憎しみに支配されてたのに、動画を見た瞬間に澄んだ目で『乃木……さん……?』って乃木さんを見つめながらつぶやく黒須の表情やばかったですね……」「『乃木! てめぇコノヤロー』って言ってた黒須が、昨日は『乃木……さん……?』って言ってんのちょっとワロタw」「黒須よかったねぇ」「瞬時に理解してさん付けw」といった声も挙がっている。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください