「凪のお暇」黒木華も遊んだ「人生ゲーム」の色褪せない人気のヒミツ
女優の黒木華(29)の主演ドラマ「凪のお暇」(TBS)が20日で最終回を迎える。今クールの最高傑作とも言われるドラマだが、あるシーンが話題になった。第6話で、黒木が演じる主人公・凪ら女性3人が、酒を飲みながら「人生ゲーム」で遊ぶ場面だ。SNSでは「楽しそう」「久しぶりにやりたい」とのコメントが殺到した。初代「人生ゲーム」が発売されてから51年。長く日本人に愛され続ける理由とは。
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女優の黒木華(29)の主演ドラマ「凪のお暇」(TBS)が20日で最終回を迎える。今クールの最高傑作とも言われるドラマだが、あるシーンが話題になった。第6話で、黒木が演じる主人公・凪ら女性3人が、酒を飲みながら「人生ゲーム」で遊ぶ場面だ。SNSでは「楽しそう」「久しぶりにやりたい」とのコメントが殺到した。初代「人生ゲーム」が発売されてから51年。長く日本人に愛され続ける理由とは。
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「凪のお暇」は、主人公の大島凪(黒木華)が人生をリセットするため、郊外のアパートに引っ越すことから始まる物語。俳優の高橋一生演じる元彼や隣人たちに翻弄されながらも、懸命に生きようとする凪の姿が丁寧に描かれていて、視聴者から多くの共感を呼んでいる。
第6話では、凪と友達の坂本龍子(市川実日子)、同じアパートに住む白石みすず(吉田羊)の女子3人が、外で酒を飲みながら「人生ゲーム」をやる場面がある。「1回休み」「3マス戻る」などのコマに連発で止まってしまい、落ち込む坂本に、白石が優しく声をかける。「ゲームですから」――。勝ち負けだけでなく、その過程を楽しみ、当事者同士で交わされる会話も「人生ゲーム」の大きな魅力のひとつだ。
「人生ゲーム」を手掛けるタカラトミーのトイゲームマーケティング課の池田源氏(44)はこう話す。
「子供向けには作っているのですが、大人も十分楽しめます。酔っぱらって訳が分からなくなっても、ルールはみんな分かっていて、ルーレットを回して、駒を進めていれば、なんとなく進んでいく。説明書いらずで遊べるのが、人生ゲームの特徴かなと思っています」