芳根京子、初の音声ガイドに挑戦「聞いて『モネ好きだな』と思ってもらえたらうれしい」
俳優の芳根京子が6日、都内で行われた『モネ 連作の情景』展の記者発表会に出席した。
『モネ 連作の情景』展の記者発表会
俳優の芳根京子が6日、都内で行われた『モネ 連作の情景』展の記者発表会に出席した。
印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネの代表作60点以上が一堂に会す展覧会。同じ場所を異なる気候や時間、季節を通して描いた「連作」に焦点を当て、画家の生涯をたどる。
ナビゲーターに就任した芳根。アートに「そこまで詳しくない」ため、オファーには戸惑いを隠せなかったが、「私の母が美大出身。母と一緒に美術館に行くことは何度かあったので、アートをもっと知りたい気持ちがあった。なので、今回飛び込ませてもらいました」と語った。
モネの故郷であるフランスへ赴き、モネ縁の地を巡ったことも告白。「モネの人生を巡る旅をしてきた。モネが見てきた世界、描いてきた景色をたくさん見させてもらって、モネが人生の後半で暮らしたジヴェルニーのお家にも訪問した。モネの庭も拝見した」と振り返り、「たった4日間のフランスの旅でしたが、人生が豊かになった気持ち」とほほ笑んだ。
同展覧会では音声ガイドに初挑戦。収録はこれからだが、「とにかくモネの絵を見ている方のお邪魔にならないように、すっと寄り添える音声ガイドを心がけたい。モネにあまり触れたことない方も、モネを見て、私の音声ガイドを聞いて『モネ好きだな』と思ってもらえたらうれしい。実際にフランスに行ったことのある私だからできる表現になれば」と意気込んだ。
同展覧会は東京・上野の森美術館にて10月20日から来年1月28日まで、大阪中之島美術館にて来年2月10日から5月6日まで開催される。
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【写真】芳根京子の全身ショット