作家の乙武洋匡氏が25日、自身のツイッターを更新。SNSでの誹謗中傷について報じる各局ワイドショーに対して苦言を呈した。

　乙武氏は「各局ワイドショーが『SNSでの誹謗中傷よくない』という論調で放送しているようだが、『今週の標的はコイツですよ』と司令塔の役割を果たしてきたのは、どこの誰だよ」と投稿。

　恋愛リアリティー番組「テラスハウス」の出演者で、23日に急逝した女子プロレスラー・木村花さん(享年22)がSNS上で誹謗中傷を受けていたことを受け、「SNSでの誹謗中傷よくない」と報じる各局のワイドショーを痛烈に批判した。

　さらに、「すべての責任をネット民に転嫁し、自分たちは反省の色なし。どれだけ面の皮が厚いんだよ」と誹謗中傷をした人はもちろんだが、ワイドショー側にも原因があるのではないかとした。

　乙武氏は「共感いただけた方には、ぜひこちらの動画もご覧いただければ」と自身のYouTubeチャンネル「乙武洋匡の情熱教室」に投稿された動画を紹介。動画内では、SNSで誹謗中傷のコメントをした人たちや受けた人たちへのメッセージを送っている。