林遣都「ちょっとしんどい」 『浅草キッド』で若きビートたけしを演じるプレッシャー吐露

俳優の林遣都が31日、都内で行われた音楽劇『浅草キッド』の製作発表会見に出席した。若かりし頃のビートたけしを演じるプレッシャーなどについて語った。

会見に出席した林遣都【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した林遣都【写真:ENCOUNT編集部】

音楽劇『浅草キッド』の製作発表会見

 俳優の林遣都が31日、都内で行われた音楽劇『浅草キッド』の製作発表会見に出席した。若かりし頃のビートたけしを演じるプレッシャーなどについて語った。

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 カンテレ開局65周年記念公演である同作は、ビートたけしの同名自伝小説を原作とする舞台作品。ビートたけしがかつて師匠・深見千三郎と出会い、浅草・フランス座で下積み生活を過ごした青春時代と、苦楽を共にした芸人たちとの生き様を描く。名曲「浅草キッド」や本作オリジナルの楽曲により、芸に生きようとする人々の心情を音楽劇としてより濃く表現する。

 主演・武を演じるのは、本作で初の音楽劇に挑む林。オファーを受けた当時を振り返って「たけしさん役というところで、まさか自分に来ると思っていなかったので、とても驚きました」と心境を吐露。「ただ、このお話をいただいたのが2年以上前だった。まだ当時けっこう先の話だったので、『今から2年間プレッシャーを背負うのはちょっとしんどいな』と思って、1回実感がわかなかったこともあり、1回いただいた企画書を引き出しにしまったという感じでした」と話した。

 他方、同席した脚本・演出の福原充則の名を挙げて「演出が福原さんで音楽劇ということを知って、絶対面白いだろうと。福原さんの作品に以前から参加したい、演出を受けたいと思っていた。そこで、即決させていただきました」と明かし、「こんなにも全国民の方が認知している方をやる機会もそうそうない」とやる気をちらつかせた。

 会見には松下優也、今野浩喜、山本耕史も出席した。

 『浅草キッド』は10月8日~22日まで東京・明治座にて、10月30日~11月5日には大阪・新歌舞伎座、11月25・26日には名古屋・愛知県の芸術劇場(大ホール)にて上演する。

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