指原莉乃が手がけた第3のグループ、結成1年「生きてきた中で一番充実」「作り上げる楽しさわかってきた」
アイドルグループの≒JOY(ニアリーイコールジョイ、通称ニアジョイ)が、7月19日に6作目の新曲『大空、ビュンと』をリリースした。昨年3月、=LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続く指原莉乃プロデュース第3のグループとして誕生。9月には、パシフィコ横浜 国立大ホールでファーストコンサートを開催することが決まっている。大信田美月、高橋舞(※高ははしごだか)、藤沢莉子、村山結香が結成1年を振り返り、ステージに向けた思いを語った。
大信田美月、高橋舞、藤沢莉子、村山結香にインタビュー
アイドルグループの≒JOY(ニアリーイコールジョイ、通称ニアジョイ)が、7月19日に6作目の新曲『大空、ビュンと』をリリースした。昨年3月、=LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続く指原莉乃プロデュース第3のグループとして誕生。9月には、パシフィコ横浜 国立大ホールでファーストコンサートを開催することが決まっている。大信田美月、高橋舞(※高ははしごだか)、藤沢莉子、村山結香が結成1年を振り返り、ステージに向けた思いを語った。(取材・文=福嶋剛)
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――結成からの1年を振り返ってください。
大信田「1年前は17歳だったので実家の大阪を離れた時、両親がすごく心配して『ちゃんとご飯食べてる?』など頻繁に連絡をくれていました。でも、すてきなメンバーたちと笑顔で活動している私を見て、両親も安心したみたいです。去年の富士急ハイランド コニファーフォレストで行われた合同イベント『イコノイジョイ 2022』も見に来てくれていました。『美月が憧れだったアイドルになれて、とってもうれしいよ』ってすごく喜んでもらって、私もうれしかったです」
高橋「私も1年前、兵庫県から上京してきました。そこから1年、前を向いて『アイドルとしてやってやるぞ!』って無我夢中で頑張ってきました。途中、何度か地元に帰る機会もあって、友達や先生に私の気持ちを伝えることができています。今では新曲のMVが公開になると、『見たよ』など言ってくれます。みんなで連絡を取り合っていっぱい支え合っています」
藤沢「ひと言で『生きていて今が一番楽しい』です(笑)。≒JOYに入るまで1つのことに打ち込んできた経験がありませんでした。でも、この1年は今まで生きてきた中で一番充実しています。歌も舞台 ≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」もまだまだうまくできないことがたくさんあっても、毎日やりがいがあって、チャンスをいただけていることに感謝の気持ちでいっぱいです」
村山「私は人の温かさを今まで以上にすごく感じた1年でした。オーディションの時からファンのみなさんの温かいコメントに支えてもらっています。≒JOYとして活動が始まってからも、納得のいくパフォーマンスができなくて落ち込んでいた時も、みなさんのコメントがすごく励みになりました。前作の『今日も君の夢を見たんだ』で初めてセンターを務めさせていただいて、友達からも『夢がかなったね!』という言葉をもらってすごくうれしかったです。家族もまめに連絡をくれます。そういった人たちの優しさが私のエネルギーの源になっているんだってあらためて感じた1年でした」
――そして、6作目となる新曲『大空、ビュンと』も発表されました。注目ポイントを教えてください。
高橋「『大空、ビュンと』は、私たちが1年前に出会った頃を振り返るような『地元を離れ、夢に向かって頑張るあなたへエールを贈る、≒JOYからの応援ソング!』になっています。私たちと同じように地元を離れてから少し時間がたち、寂しい気持ちや不安な気持ちが出てくる時期にこの曲を聴いて頑張ろうって気持ちになっていただけたらうれしいです。そして、MVもそんなシーンを再現したような内容になっています。初めてみんなと会ってあいさつをするシーンがありますが、見ていると私も『懐かしいな』って1年前を思い出しました」
大信田「見れば見るほど発見がいっぱいあります。そして、≒JOYを応援してくださっているファンの方なら、きっと『グッ』ときてしまいそうな振り付けもあって!」
高橋「これまでのダンスにヒントがあるんだよね?」
大信田「そう! ≒JOYの初心を思い出すようなね。もう1つ。これも振り付けなんですが、メンバーがファンに背中を向けて歌うシーンがあります。これは私の想像なんですが客席にいるファンだけではなくて、その場所にはいないファンのみなさんのことも私たちにはちゃんと見えているよっていう笑顔のメッセージだと感じています。そこもぜひ注目してほしいです」
藤沢「私は歌詞に注目してほしいです。特に後半の『あの日 選んだ道を後悔してない 涙、悔しさ かっこ悪さも全部 エネルギーになって 未来を変えて行く』です。きっとみなさんも後悔や、悔しい思いをしたことってたくさんあると思うんですけど、それでも、『前を向いて進んでいく』という姿勢は私も一緒なので大好きな歌詞です。ここは(大西)葵ちゃんが歌っていて、すごく好きなところなので聴いてほしいです」
村山「私は衣装に注目してもらいたいです。今回、みんなおそろいの黒のトップスで胸にワッペンが付いているんですが、実はそこに≒JOYの結成日が刺しゅうされているんです。すごく細かいんですけど、これを見ながら私たちも初心を忘れたらいけないなって思いました」
≒JOYのメンバーは同級生のような感じ
――グループとしての1年間の成長や見えてきた課題を教えてください。
村山「1年を通していろいろなステージに立たせていただき、そのたびにメンバー同士の絆も深まってきていると思います。≒JOYのメンバーは年齢も近いので同級生のような感じで接することができています。もっと個々の良いところを引き出してみんなが輝けるようになると良いなと思います」
大信田「≒JOYに入ったばかりの頃は、自分の気持ちを知られてしまうのがちょっと恥ずかしいと思ったこともありました。でも、メンバーと一緒にいろいろなものを乗り越えていくうちに、正直に話せるようになりました。私が落ち込んでしまった時には励ましてくれたり、寄り添ってくれたりします。それぞれの優しいところがグループとして良い形になってきていると感じます」
高橋「≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE『ミルモでポン!』に挑戦できたことで、全員で作り上げる楽しさがより分かって、とても大きな成長につながったと思います。稽古期間中はメンバーと『こうした方がいい』という意見を遠慮せずに出し合うことができて、私もメンバーのみんなからいろいろなアドバイスをもらえました。それがきっかけで今まで以上に分かり合えるようになったと思います。」
藤沢「私も≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE『ミルモでポン!』の経験が大きかったと思います。私たちのファンだけではなく、原作のファンの方にも楽しんでいただけるようにイメージを大切に演じなくてはいけないので、初日を迎えるまで自分たちのキャラクターのことで頭がいっぱいでした。だけど、≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE『ミルモでポン!』を通してみんなで良いものを作るためにどうやったら良いのか、意見を出し合うことができるようになってきました。これからもそういう関係は大切にしたいと思いました。グループって家族でも友達でもないけれど、家族や友達よりも一緒にいる時間が長い。自分の人生の中で一番忘れることのない時間を一緒に過ごしていて、『何だか不思議だな』って思いました」
――次の目標を教えてください。
高橋「グループとしては2年目になります。全員で協力して、今まで以上に応援してくださるファンのみなさんが『ライブに来てよかった』って喜んでいただけるようなステージを1つ1つ作っていきたいです。個人的には歌唱力やダンスといった表現力を磨いて頑張りたいです」
藤沢「これからたくさんのイベントがあるので、これからの1回1回が勝負だと思っています。≒JOYのファンになっていただける方を増やせるように、みんなで頑張っていきたいです。個人としては、ライブでうまくできなくて悔しい思いをたくさんしたので、それを克服して、ちゃんと届けられるように自分を磨いていきたいと思います」
村山「今年も=LOVEさん、≠MEさんとの合同イベント『イコノジョイ 2023』があります。9月3日にはパシフィコ横浜 国立大ホールにて≒JOY 1stコンサート『初めまして、≒JOYです。』の開催も決まりました。1年たって成長した≒JOYの姿をたくさんの方に届けて、『≒JOYを応援したいな』と思っていただけるかたをもっとたくさん作れるように頑張りたいです。私も≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE『ミルモでポン!』を経験して演じることや表現する楽しさを知ったので、もっともっと自分らしさを見つけていきたいと思います。そして、今度は私たちが誰かの背中を押してあげる存在になっていきたいです」
大信田「私も≒JOY 1stコンサート『初めまして、≒JOYです。』に向けて、全力で頑張っていきたいです。絶対に成功させて、たくさんのファンのみなさんに喜んでいただきたいです。そして、≒JOYをたくさんの方に知っていただきたいです。そのために、メンバー全員が今まで以上に結束して頑張っていきたいなと思います」
□≒JOY(ニアリーイコールジョイ)指原莉乃が自身の理想のアイドルをプロデュースするために結成された=LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続く第3のグループ。2022年3月、メンバーのお披露目とともに、指原がグループ名を発表した。「≒JOY」という名には、指原の「メンバーと応援してくださるファンの皆さんが出会ったときに喜びを感じて幸せな気持ちになってもらいたい」という願いが込められている。