宇都宮LRT、ミニスカ&へそ出しのPRキャラが「性的」と物議 市は「公式ではない」と注意喚起
今月26日に栃木・宇都宮で開業する路面電車「宇都宮LRT(ライトレール)」を巡り、開業をPRした宇都宮市の非公式キャラクターイラストが「性的だ」「痴漢を助長する」とネット上で物議を呼んでいる。宇都宮市ではキャラクターのアカウントについて「宇都宮市の公式アカウントではございません」との見解を公表、「当該アカウントからの発信は本市の公式な意思・見解ではないことをご理解いただきますようお願いいたします」と注意喚起を行っている。
26日開業の路面電車「宇都宮LRT」をPRした市の非公式キャラクターが「性的だ」と物議に
今月26日に栃木・宇都宮で開業する路面電車「宇都宮LRT(ライトレール)」を巡り、開業をPRした宇都宮市の非公式キャラクターイラストが「性的だ」「痴漢を助長する」とネット上で物議を呼んでいる。宇都宮市ではキャラクターのアカウントについて「宇都宮市の公式アカウントではございません」との見解を公表、「当該アカウントからの発信は本市の公式な意思・見解ではないことをご理解いただきますようお願いいたします」と注意喚起を行っている。
問題となったのは、今月21日にSNS上で宇都宮LRTについてPRした宇都宮市の非公式ご当地キャラクター「蒼空はるか」のアカウント。「宇都宮LRT(ライトレール)ついに開業です! LRTで生まれ変わった宇都宮市に遊びに来てくださいね! 私たちもお待ちしてます!」という投稿には、ミニスカートでおへその見えるデザインの制服を着た女子高生5人組のキャラクターが、宇都宮LRTの前でポーズを取るイラストが描かれている。イラストの隅には「宇都宮市産業インフラPRキャラクター 蒼空はるか」「協力 宇都宮市総合政策部広報広聴課」「当該コンテンツは宇都宮市の許諾を得た上で民間有志によって非営利運営されています。」などの文言が添えられている。
投稿には4600件を超えるリポスト、1万件の“いいね”を集めるなど話題に。「開業おめでとうございます!」「めちゃくちゃ可愛い!」「応援しています!」といった声の一方で、「いつものことだけど露出多すぎ」「ミニスカートはまだしもわざわざへそチラさせる意味ある?」「未成年を性的に扱うのいい加減やめろ」「未成年者への痴漢を増やす気か宇都宮市。正気じゃない」といった批判の声も上がっている。
宇都宮市は24日、ホームページ上で「SNSにおける宇都宮市に関する情報発信について」と題した文書を掲載。「現在、SNSで運用されている『蒼空はるか 宇都宮市産業PRキャラクター(@aozoraharuka920)』のアカウントにつきましては、宇都宮市の公式アカウントではございません。また、当該アカウントに掲載されているキャラクター、イラスト、コンテンツ等全ての情報発信に関しましても本市の協力の事実はございません」と、蒼空はるかが市の公式キャラクターではないことを強調した上で、「アカウント運用者におかれましては、イラストを用いて本市のPRにご尽力頂いていることと存じますが、当該アカウントからの発信は本市の公式な意思・見解ではないことをご理解いただきますようお願いいたします」と注意喚起を呼びかけている。