ジュンス、ファンミーティングでプロポーズの言葉 「永遠に一緒に行こう」にファン悲鳴
韓国の歌手キム・ジュンスが横浜市のパシフィコ横浜でデビュー20周年記念ファンミーティングを開催した。黒のジャケットにジーンズという若々しい衣装で登場したジュンスは「横浜の皆さん、楽しんで行きましょう」と元気にあいさつし、1曲目となる『Uncommitted』を熱唱。ファンは赤いペンライトを揺らしながら声援を送った。
デビュー20周年感謝ツアー、40年目指し「皆さんの愛に答えるためいつまでも歌う」
韓国の歌手キム・ジュンスが横浜市のパシフィコ横浜でデビュー20周年記念ファンミーティングを開催した。黒のジャケットにジーンズという若々しい衣装で登場したジュンスは「横浜の皆さん、楽しんで行きましょう」と元気にあいさつし、1曲目となる『Uncommitted』を熱唱。ファンは赤いペンライトを揺らしながら声援を送った。
2003年に韓国で歌手デビューし、10年以降はミュージカル俳優としても活躍中。この日のファンミーティングは昼夜2公演となり司会の古家正亨氏が「夜の部は『かわいい!』という声がたくさんありますね」と話しかけると、ジュンスは「なぜでしょうか」と照れ笑い。横浜の思い出については「観覧車に乗ったり、お化け屋敷、中華街にも行きました。海とにぎやかな街がいっしょになっているところが好きです。韓国の松島(ソンド)、釜山(プサン)と似たイメージがあります」と明かした。
この日の髪は薄いピンク色。「ミュージカルで西洋人を演じることが多かったので黒以外の色が多かったです。今は“チラットピンク”です。一昨日染めました」と笑顔を見せた。このままトークコーナーに入ると、ジュンスは両親が来場していることを明かし、「父と母には今も敬語を使っています」と家族への礼儀を語ると会場から「おー」と感嘆の声が。自身の幼少期については「両親から言われたことを言います。『本当に親に手をかけず素直にすくすく育った』です。青年期の反抗期が全然なかった。悪いことを1回もしていません。家族と一緒に住むだけで本当に幸せでした」と笑顔を見せた。その後、シンガー・ソングライター中島みゆきの『空と君のあいだに』などを全身全霊で歌い上げると客席の多くのファンが涙をぬぐっていた。
プレゼントコーナーでは私物であるミニバッグ、バッジメダルセット、ピンク色のジーンズ、シャツ、ゲームセンターで獲得したゴム製アヒルが並べられ、抽選のたびにファンから歓声が上がった。特にジュンス本人が黒マジックでまつ毛を描いたアヒルが人気で、抽選の際には熱気に包まれた。また、「99秒ミッションリレー」のコーナーでは、輪投げ、けん玉、ボトルフリップ、ピンポン玉転がし、黒ひげ危機一髪を99秒でクリアするミッションが与えられ、2回目でクリアすると思わずガッツポーズが飛び出した。
ポストイットで寄せられたファンからの質問にも答え、「焼き鳥はタレ? 塩?」には「タレ」。「次回の旅行先は?」には「ヤシの木があればどこでもいいです」。また、「ジュンスならどんなプロポーズの言葉を送ってくれますか?」には照れながら「あなたの彼氏になりたい」と話すと、古家氏から「もう少し先に進んでください」とダメ出しが。改めて「永遠に一緒に行こう」と赤面しながら答えるとファンから「キャーッ」と悲鳴が上がった。
アンコールとして22日発売の新曲『Red Diamond』日本語バージョンを披露し、「この20年間、ここまでやってこれたのは奇跡。あきらめよう、と思った時期もありましたが、その度にファンの皆さんと会えたらもっとできるのではないか、と思いながら頑張ってきました。これからも皆さんの愛に答えられる唯一の方法はいつまでも歌うことしかないと思うので、これから先、40年間を振り返る時期が来たらうれしいと思います。僕に希望を、夢をくれてありがとうございました」と感謝の言葉を送った。
今回のジュンスのファンミーティングツアーは12日の大阪公演を皮切りにスタート。この日の横浜を経て、9月3日には名古屋・愛知県芸術劇場大ホールで昼夜2公演が行われる。