【らんまん】万太郎とみえの意外な状況判明 宮澤エマ「まだ会っていない気がします」

俳優の宮澤エマが、ヒロイン・寿恵子(浜辺美波)の叔母・笠崎みえを演じるNHK連続テレビ小説『らんまん』(月~土曜、午前8時)について取材に応じ、出演が決まった際の心境や役への思い、朝ドラの現場に感じる共通点などを語った。宮澤は2020年の朝ドラ『おちょやん』に出演しており、昨年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演した。

笠崎みえを演じる宮澤エマ【写真:(C)NHK】
笠崎みえを演じる宮澤エマ【写真:(C)NHK】

ヒロイン・寿恵子(浜辺美波)の叔母・笠崎みえを熱演

 俳優の宮澤エマが、ヒロイン・寿恵子(浜辺美波)の叔母・笠崎みえを演じるNHK連続テレビ小説『らんまん』(月~土曜、午前8時)について取材に応じ、出演が決まった際の心境や役への思い、朝ドラの現場に感じる共通点などを語った。宮澤は2020年の朝ドラ『おちょやん』に出演しており、昨年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演した。

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「朝ドラの出演は2回目となりますが、初めて出演した『おちょやん』は私の映像のお芝居の中で、転機になるような大きなきっかけを作ってくれた作品でした。なので、いつかまた関わりたいと思っていましたが、まさかこんなにすぐに出演させていただけるとは(笑)。特別なキャラクターですので『らんまん』の物語の中でスパイスと言いますか、いろいろひっかき回す人物になるのではと思っていたら案の定でした(笑)。物語をしっかり盛り上げていく一要員として責任重大だと思いました」

 演じるみえは東京編から登場し、大きな料亭の女将という設定。どんなことを心掛けて演じているのだろう。

「台本から、東京という都会の洗練された感じ、テンポ感の良さ、軽快さ、新しい世になっていくことに対する自負のある人たちということを読み取れました。中でもみえは、寿恵子や姉・まつ(牧瀬里穂)よりも先進的で新しい世の中になっていく波に乗っていきたい人物と感じましたので、みえ独特のテンポ感、しゃべり方、勢いを持ってやりたいと思って臨んでいます」

『おちょやん』以来、2度目の朝ドラの現場。

「共通して言えるのは、ものすごいこだわりと温かみのある現場だということ。長期スパンを一緒に過ごすこともありますが、とても家族的なところがあり、キャストだけでなくスタッフも一丸となって作品を作り上げるチーム感みたいなものがすごく強いと感じます」

 姪・寿恵子を演じる浜辺の印象も尋ねてみた。

「浜辺さんとは話し合ったわけではないのに、私が打ったものをしっかりキャッチして、絶対に投げ返してくださいます。ウソがなく、すごく素直な方。ちょっとしたニュアンスの違いを素直に受け取り、感じ、表情など返し方が変わる役者さん。寿恵子と再会のシーンでは、まっすぐな目で見てくださるので、叔母さんとしては、かわいい、かわいい姪だなと人間味がおのずと出てくる場面でした」

 姉・まつを演じる牧瀬里穂の印象はどうか。

「いい方なんです。本当に感じのいい方。舞台の話とか、いろんなことを話しかけてくださいました。その優しさや大らかさ…。まつは、頼りになるお姉さんであり、同時に、商売上手じゃないというか、少し不器用さもあるまっすぐな人。牧瀬さんの性格とも重なるところがある気がしたので『しっかりしてよ』というせりふも言いやすく、妹然としていられる感じでした」

 主演の神木隆之介が演じる万太郎の魅力をどう感じているのか。尋ねると意外なことが明らかに。

「すごく面白いのは…実は、みえは1度も万太郎に会わないんですね(笑)。今後は分かりませんし、台本に明記されていないだけで全く会っていないのか、どうか分かりませんが、ただ、せりふから感じ取るに、まだ会っていない気がします。それも意味があるのか…。この後、もしかしたら会うのか。皆さんの想像で膨らませた方が面白いのかなと思います」

 寿恵子と再会し抱きしめるシーンにも言及。

「この2人はなんだかんだあっても家族だなと。家族の縁は切ってもきれないと言いますが、その瞬間に肉親の体温を感じ、良かった、生きている、ということを共感できる素晴らしいシーンでした」

 最後は視聴者にメッセージ。

「みえが久々に登場するということで、何か寿恵子に大きな動きが出てくると感じていただけたらうれしいです。物語の終盤、愛を信じ、心のままに寿恵子は万太郎と結婚し、楽しい時もつらい時もあった中で、成熟した大人になった寿恵子とみえが再会しました。寿恵子が次のステージに上がるきっかけを与えるような時間を一緒に過ごしていきます」

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