俳優の中尾彬が19日、都内で行われた「第3回 Men’s Beauty アワード」に出席した。沢村一樹の次男で俳優・モデルの野村康太に「借金しろ」と珍アドバイスをした。

　現在81歳の中尾は、19歳の未成年である野村に対するアドバイスを求められると、間髪入れずに「うん、いっぱい借金したほうがいいね」と即答。「いつか返せるから。私がそうだった。色んなものに興味を持って、色んなものにお金をかけるということが一番大切なんじゃないかな。そういう意味で借金したほうがいい」と説明した。

　続けて「自分の身になっていくから。30～40になれば返せますよ」と笑みを見せ、「いっぱい、色んなことに興味を持って、絵を描いたり、曲を作ったり、色んなことを。たまに女性と遊んだり。たまにだぞ。おれみたいにずっとじゃあ、まずい」と話した。

　さらに「なんて言うかな～、『遊びをせんとや生まれけむ』という人間のものがあって、パチンコとか競馬じゃなくて、遊ぶということは、車のハンドルの遊びの部分みたいなもの。それがないと車って進まないじゃない？　そういうことで、いっぱい借金しなさい。親父のところに泣きついてでもいいから。そのほうが一番いいと思うよ」と助言し、「つまんないこと言ってごめんな」と述べた。

　同アワードは、「JAPANドラッグストアショー」内で行われた、男性を対象にしたビューティーアワード。当日は“美容男子”を選出する計9部門の表彰を行った。中尾はBeautyライフスタイル部門にて、野村はBeautyスキンケア部門にて受賞した。

　他にも、セルフメディケーション部門にて元サッカー日本代表の槙野智章、Beautyミドル部門にて俳優の武田真治、「大塚製薬株式会社　UL・OS賞」にて元プロ野球選手の五十嵐亮太、「花王株式会社　サクセス賞」にて元サッカー日本代表の福西崇史、「ロート製薬株式会社　デ・オウ賞」にて丸山桂里奈の夫で元サッカー日本代表の本並健治、「式会社マンダム　LUCIDO賞」にて元競泳選手の宮下純一、「株式会社リップス　LIPPS賞」にてフェンシング選手の松山恭助がそれぞれ受賞した。