テニス・土居美咲が引退発表 腰に痛み続き「高いレベルでの継続したプレーが難しく」
テニスの土居美咲(32)が19日、引退を発表した。自身のX(ツイッター)で「9月に大阪で行われる木下グループジャパンオープン、そして東京で行われる東レパンパシフィックオープンを最後に現役引退する事を決意致しました」とつづった。
9月の東レパンパシフィックオープンが最後の大会に
テニスの土居美咲(32)が19日、引退を発表した。自身のX(ツイッター)で「9月に大阪で行われる木下グループジャパンオープン、そして東京で行われる東レパンパシフィックオープンを最後に現役引退する事を決意致しました」とつづった。
土居は千葉県出身。これまでにWTAツアーでシングルスで1勝、ダブルスで2勝を挙げている。WTAランキング自己最高位はシングルス30位、ダブルス78位。2016年にはウィンブルドンでベスト16。リオ五輪、東京五輪にも出場している。
以下、引退報告全文。
皆様に大切なご報告があります。
私土居美咲は9月に大阪で行われる木下グループジャパンオープン、そして東京で行われる東レパンパシフィックオープンを最後に現役引退する事を決意致しました。
実は去年から腰の状態があまり良くなく、ここ最近は痛みのない状態でプレーする事が困難になってきています。現状高いレベルでの継続したプレーが難しく、この様な決断に至りました。
6歳からテニスを始め、17歳でプロ転向。
浮き沈みもあった選手人生でしたが、テニスを通して様々な事を経験させて頂きました。
改めて振り返ると、幸せなテニス人生だったなぁと。
スポンサー様や家族、友人、今まで関わってくださったコーチやトレーナーの皆さん、選手仲間、そして今まで応援してくださったファンの方々のお陰でここまで現役を続ける事ができました。
本当に感謝しています。
今は最後の大会に向けて最大限の準備ができる様に日々頑張っております。
最後のプレーを観に来て頂けると嬉しいです。
8月24日(木)に記者会見を予定しているので、そこで詳しくお話できればと思っております。
土居美咲