井ノ原快彦、長野博、坂本昌行のトニセン喫茶店、11月1日開店 当面は完全予約制「喫茶文化を未来に」

元V6の井ノ原快彦(47)、長野博(50)、坂本昌行(52)によるユニット・20th Century(以下:トニセン)が、11月1日に喫茶店をオープンすることになった。場所は東京・神宮前で店名は喫茶二十世紀。発表によると、3人が店内のデザインからメニューの開発までこだわりを持って作り上げたという。

喫茶二十世紀をオープンするトニセン。左から井ノ原快彦、坂本昌行、長野博
喫茶二十世紀をオープンするトニセン。左から井ノ原快彦、坂本昌行、長野博

異例のユニットでの飲食店

 元V6の井ノ原快彦(47)、長野博(50)、坂本昌行(52)によるユニット・20th Century(以下:トニセン)が、11月1日に喫茶店をオープンすることになった。場所は東京・神宮前で店名は喫茶二十世紀。発表によると、3人が店内のデザインからメニューの開発までこだわりを持って作り上げたという。

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 昭和生まれの3人にとって、喫茶店は幼少期から身近な存在だった。だが、「どこか居心地の良い店が少しずつ減ってきている」ことを寂しく思っていた。そして、「喫茶文化を未来に残していきたい」という思いに駆られ、2021年夏から約2年をかけて準備をしてきた。

 店内のレイアウトは、象徴的なアーチの形状を最大限に生かし、床材、壁材、テーブル、椅子、食器類、制服などの細部まで、昭和の時代が生んだ色気のあるデザイン。また、数々の名店が、建物の老朽化や経営者の高齢化でやむを得ず閉店してきた現実から、名店のインテリアを譲り受ける“再活用”もしている。その上で、喫茶文化を新しい未来へとつなぐ「ずっと在り続ける喫茶店」をテーマにしている。

 音響にもこだわり、JBLのビンテージスピーカーをカスタム。同店でしか聴けないオリジナル楽曲の提供も検討中。メニューにはこだわりのコーヒーをはじめ、昭和時代の喫茶店からインスパイアされたナポリタン、たまごサンド、ソーダなどが並び、ドリップパックやコーヒー豆など販売予定だという。

 なお、同店には、東京喫茶店研究所二代目所長の難波里奈氏、谷中松寿司三代目で料理家の野本やすゆき氏、ケンリックサウンド代表取締役の細井研志氏がアドバイザーとして関わっている。

 営業は年中無休で。開店時間は午前11時~午後9時。入店は当面の間、「完全予約制で最大80分間」としている。著名人が飲食店を手掛けることは珍しくないが、ユニットでは異例。“アラフィフ“アイドル3人の挑戦が始まる。

次のページへ (2/2) 【写真】「喫茶二十世紀」の入口&店内の様子
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