さだまさし、テツandトモのパフォーマンスに乱入し高校生沸かす「もう8年付き合っています(笑)」
シンガーソングライターのさだまさしが10日、都内で行われた『高校生ボランティア・アワード 2023~私たちが創る未来~』の表彰式・閉会式に、お笑いコンビ「テツandトモ」、高城れに(ももいろクローバーZ)、新羅信二(湘南乃風)とともに出席した。
『高校生ボランティア・アワード』の表彰式
シンガーソングライターのさだまさしが10日、都内で行われた『高校生ボランティア・アワード 2023~私たちが創る未来~』の表彰式・閉会式に、お笑いコンビ「テツandトモ」、高城れに(ももいろクローバーZ)、新羅信二(湘南乃風)とともに出席した。
さだが設立した公益財団法人「風に立つライオン基金」が開催する同イベントは、高校生たちが日々献身的に行っている活動を顕彰することで、彼らが未来を切り開くためのモチベーションになればという思いから始まった大会で、学校・地域・活動内容などの垣根を超え、日頃の活動を発表、交流し合い、互いの活動に理解を深め、切磋琢磨(せっさたくま)する場になることを目的としている。
今年で8回目の開催となり、88校の生徒たちが集結したが、さだは「僕らも手探りで始めて、高校生たちや先生方も手探りで、目的はなんだろうかとか、東京まで行く意味があるのだろうかとお考えになったと思うんですけど、こうしてたくさんの高校生が一堂に集まる意味というか、みんなが納得して、みんなで手をつないだらもっと大きなことができるんだという気持ちがようやく8年目にして出てきた気がしますね」と感慨深げに語り、自身が高校生だった頃を比べて、今の高校生は「出来が違いますね(笑)」と笑い、「今の高校生はすごいです。社会を変える力があると思います」と言葉に力を込めた。
また、さだの活動に賛同し、この日も応援団としてテツandトモ、高城、新羅らが駆けつけたが「この3組は第1回から(参加してくれて)、しかも手弁当できてくれて、彼らもボランティアでやってくれているんですよね。豪華だなと思いますよね」と感謝し、テツandトモのパフォーマンスにさだも乱入して会場を沸かせる一幕もあったが「あれはいつものことで、あのフリになると呼ばれるような気がして、もう8年付き合っています(笑)」と笑顔で語った。
なお、アーティスト活動50周年を迎えたさだは「少なくとも有名にしていただいて、ヒット曲も何曲も作っていただいて、その恩返しみたいなものでコンサートで歌を歌っているんですけど、そういう風に育てていただいて、こういうボランティアアワードを企画してそれを動かして、実行委員長みたいな立場にいさせていただくことに感謝しています」としみじみと語り、「それは僕が現役じゃないとダメなんですよね。現役でいさせていただくことにまず神様にもお客様にも感謝しています。よく50年もついてきてくれる人いたなって思いますね(笑)。どこまで現役でいられるかわかりませんが、元気なうちは一生懸命走り続けていきますので、お気が向いたらお付き合いいただけたらと思います」と語った。
表彰式には同基金評議員の古田敦也(日本プロ野球名球会理事長)らも出席した。