俳優の田中圭と広瀬すずが8日、都内で行われた「日本一丸！バスケW杯応援イベント」に、宇都宮ブレックスの田臥勇太選手、お笑いコンビ・ハライチの澤部佑とともに出席した。

　25日に日本（沖縄）で開幕する「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023」（バスケW杯）を盛り上げるべく、日本の開幕戦「vsドイツ」放送の日本テレビと、第2戦「vsフィンランド」、第3戦「vsオーストラリア」を放送するテレビ朝日が開催した同イベントは、高温の屋外で行われた。

　イベント開始前にスタンバイした澤部（テレビ朝日系『バスケ☆FIVE』MC）は「ここでやるんですか？」と目を丸くし、田中（バスケW杯日テレ系メインキャスター）は「最初に用意されていた衣装が、スタイリストさんが何を思ったのか、中（屋内）だと思ったのか裏起毛のトレーナーだったんですよ。よかった、着なくて」と告白して会場の笑いを誘った。

　また、注目選手を聞かれた田中は、富樫勇樹選手と河村勇輝選手を挙げ「Wユウキ選手なんですけど、2人がどう組み立てていくかというのと、相手国のガードをどう抑えられるかがめちゃくちゃ大事だと思うので、2人には攻撃の起点はもちろんなんですけど、ディフェンスとしてもこの2人がキーマンになるんじゃないかなと思っています」と期待を寄せた。

　応援のポイントを聞かれた広瀬（バスケW杯テレビ朝日SPブースター）は“日本での開催”と答え、「選手たちに直接声が届く環境ということで、少しでもパワーを送れたらいいなと思います。私自身も楽しみにしていますし、一生懸命応援したいと思います」とエールを送った。

　同イベントでは、バスケ経験者の田中と広瀬がフリースローに挑戦する企画も行われ、5本を目標にした田中は時間内で2本しか決められず、広瀬は「信じられないです」と苦笑し、田中は「本当ごめん」とガックリ。一方、広瀬は「田中さんよりは決められるようにしたい」と意気込んで笑わせ、4本のシュートを決めると「久々すぎて楽しかったです」と声を弾ませた。そして、リベンジが許された田中は7本決めて名誉挽回した。

　さらに、イベント終盤、時間が余ったのか田臥選手にフリースローをお願いするカンペが出ると、澤部は「失礼すぎるだろ！」と声を荒らげて笑わせ、田臥選手に促された澤部が代わりに挑戦することとなり、2本のシュートを決めた澤部は「すいません、なんか……。すずちゃんが全然笑ってなかった。楽しんでもらいたかったんですけど、2は一番面白くなかった」と肩を落とした。