EXIT兼近、SNS時代に持論「人のミスにすごく厳しい」「潔癖で相手を許さない社会に」

お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が4日、ファンからの悩みに回答する様子を自身のYouTubeチャンネルで公開した。

EXITの兼近大樹【写真:ENCOUNT編集部】
EXITの兼近大樹【写真:ENCOUNT編集部】

「全てにおいて自信を持たない!」と宣言

 お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が4日、ファンからの悩みに回答する様子を自身のYouTubeチャンネルで公開した。

 まず、教師からの「いつも生徒に相談されたとき、私はどんなことを心掛ければいいのか改めて考えていますが、答えが見つかりません。兼近さんは学生の頃、信頼できた先生はいましたか?」という質問に、兼近は「いませんでした」とキッパリ。「真摯に向き合ってくれた人がいたかどうかで人ってすごく変わると思うんです。信頼できる先生は僕はいなかったんですけど、歳を取っていくと、あのときの先生たちより年上になっているんですよね。そう考えたら、あの先生たちも成熟している訳ではないんですよ」と持論を展開。

 その上で「子どもが生まれたときからお母さんも一緒に生まれていて、“お母さんとしては赤ちゃん”なんですよ。先生もそうじゃないですか。先生に見てもらって、いろんな勉強をして先生になった瞬間から“先生としてはまだ1年生”なんですよね。だから一緒に子どもも大人も成長していかないといけない。今って寛容じゃない時代になってきていて、人のミスを許せないっていう……。SNS上だけで言うと、人のミスにすごく厳しい時代になりました」と続けた。

 その理由について、「なぜなら関係性が構築できないシステムで、そもそも希薄というか、何もないんですよね。匿名で何でも言っていい状態なので返りが返ってこないから関係性を作っていけない。すごく潔癖で相手を許さない社会になっているから、優しくなったらいいんだよ。寛容に相手のミスを笑って許せるような状態になれば自分のミスも許せる。苦しみも緩和される気がする」と分析しながらも、アドバイスを送った。

 ほかにも、「どうやって自分を鼓舞していますか?」という声も。「基本的に兼近は“何もかもうまくいかない”と思って生きているんですよ。おれみたいなものがうまくいくわけないじゃんって。成功したらラッキーだし、うまくいかなかったら“助けてくれよ”っていう生き方をしています。だから、俺は心が軽いんだと思う。俺は全てにおいて自信を持たない! 鼓舞しない!」と宣言していた。

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