米国で米プロフットボール(NFL)の元選手が、営業再開をしたばかりのレストランに、1000ドル(約10万円)のチップを渡し、レシートに「これが助けになれば」とのメッセージを込めた。“小粋なチップ”の話題を米メディア「フォックスニュース」が伝えている。

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　話題の主役となったのは、現役時代にNFLシンシナティ・ベンガルズで10シーズンプレーした経験を持つ、元ワイドレシーバーのチャド・ジョンソンさんだ。フロリダ州で新型コロナウイルスにより停止していたビジネスが徐々に再開し始めた中、ジョンソンさんはあるレストランを訪れた際に大きな形で感謝を示したのだ。

　42歳のジョンソンさんは、営業を再開したばかりの「ハバナズ・キューバン・クイジーン」で、37ドル(約4000円)の会計に対し、10万円相当の1000ドルのチップを支払ったレシートの写真をツイートした。気遣いはそれだけでなく、レシートに「営業再開おめでとうございます。パンデミックで大変ですよね。これが助けになれば。アイラブユー」と記し、自身の思いを伝えた。

　さらにジョンソンさんは、SNSの投稿に「箴言第11章25」という言葉を添えた。これは「物惜しみしない者は富み、人を潤す者は自分も潤される」との意味だ。寛大なチップの支払いを受けたレストランはフェイスブックにレシートの写真を投稿し、ジョンソンさんの「厚意」と「変わらぬ」支援に感謝を表明した。

　感謝にあふれるレストランの投稿内容はこうだ。「チャド“オチョシンコ”ジョンソンさんの変わらぬご愛顧、ありがとうございます。この最も厳しい時、従業員への厚意に深く感謝しています。ジョンソンさんとご家族の幸運を願っています。ありがとうございます!」

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