体調不良で活動を休止している元SKE48でタレント・歌手の松井珠理奈（26）が2日、約4か月ぶりにインスタグラムを更新し、「またステージで歌うことができますように」などとつづった。

　松井は7月30日に倖田來未の全国ツアーファイナル公演（東京国際フォーラムホールA）を観賞し、感動したことを報告。「私は、15年前の7月30日にSKE48のオーディションで來未さんの『anytime』を歌わせていただきました。今回、7月30日に來未さんのツアーファイナルのライブが開催されるということで運命を感じてしまいました。もう本当にかっこよくて。けどかっこいいだけじゃなくて」などとつづった。

　その上で「一つの映画を観ているような、いろんな感情が溢れてくれる素敵なライブでした」「『100のコドク達へ』を聞いた時、涙が溢れて止まらなかったです」と告白。続けて、自身の内面を同曲に合わせて表現した。

「強い人でも、幸せな人でも、きっと誰しも心の中に孤独を感じているんじゃないかなって私は思います。孤独でも辛くても強がらなきゃいけない時はあるし…自分は一人なんじゃないかって思ってしまう時だってあります。自分の気持ちをわかってくれる人がいたら…自分の弱さを見せても受け入れてくれて、寄り添ってくれる人がいたらって…私自身、誰かに頼ったり助けを求めることが苦手な性格なので一人で頑張らなきゃってもがいちゃうことが多いんですが…この歌を聴いて、歌が寄り添ってくれているなぁと感じました。きっとこの歌に救われる人は、たくさんいるんじゃないかなって思います。改めて歌の力って本当にすごいなぁと感じました。私も誰かの心に寄り添えるような、歌の力を感じてもらえるようなそんなアーティストになりたいなってライブを観て初心にかえりました」

　倖田とは以前、プロレス会場で会ったことも明かし、「アーティストとしての倖田來未さんも、ママとしての來未さんもどちらも私の憧れです。今も昔も変わらず、夢や希望を与えてくださる倖田來未さんに本当に感謝しています。パワーをたくさんいただきました　ずーっと大好きです」と感謝。最後に「私も、またステージで歌を歌うことができますように」と願いを込めた。

　松井は2011年7月31日、SKE48オープニングメンバーオーディションに11歳で合格。同年10月発売のAKB48シングル『大声ダイヤモンド』で前田敦子とダブルセンターを務めた。以降、AKB48グループの主要メンバーとなり、18年6月6日開票の第10回AKB48グループ世界選抜総選挙で1位を獲得。21年4月30日にSKE48を卒業した。その後はソロとして活動していたが、昨年4月30日、所属事務所が公式サイトで「松井珠理奈は、体調不良が続いており、静養に専念するため、当面の間活動を休止させていただくことをご報告申し上げます」と発表した。