斎藤工、監督引き受ける条件は窪田正孝の主演「とても太刀打ちできない役者さんが集まってくれた」

俳優の斎藤工が3日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、自身が監督を務めた映画『スイート・マイホーム』ジャパンプレミアに窪田正孝、蓮佛美沙子、奈緒、磯村アメリと共に出席し、本作を監督するための条件を語った。

『スイート・マイホーム』ジャパンプレミアに出席した齊藤工監督【写真:ENCOUNT編集部】
『スイート・マイホーム』ジャパンプレミアに出席した齊藤工監督【写真:ENCOUNT編集部】

自身が監督を務めた映画『スイート・マイホーム』ジャパンプレミア

 俳優の斎藤工が3日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、自身が監督を務めた映画『スイート・マイホーム』ジャパンプレミアに窪田正孝、蓮佛美沙子、奈緒、磯村アメリと共に出席し、本作を監督するための条件を語った。

 本作は、映画やドラマで俳優として活躍する一方、監督やプロデュース業でも多彩な才能を発揮している斎藤が、「第13回小説現代長編新人賞」を受賞した注目の作家・神津凛子のデビュー作を映画化。清沢賢二(窪田)は、愛する妻と幼い娘たちのために念願のマイホームを手に入れ新生活を始めたが、ある不可解な出来事によって、幸せな日常が一変する。

 斎藤は、「神津先生の原作を実写映画化するなら、まず主人公を窪田さんが演じていただくというのが、一映画ファンとしても、監督をする条件でした」と語り、さらに「僕ではとても太刀打ちできないような役者さんが集まってくださいました」と賛辞を送った。

 上海国際映画祭、ニューヨーク・アジアン映画祭で上映されると大反響を呼んだ本作。斎藤は「特に中国のお客さんがストレートに感情表現をしてくださり、アトラクションのように悲鳴を上げてくれた」と感謝を述べた。

 コロナ禍の前から映画を準備していたという斎藤。「日本では俳優が監督をすることが、まだ通常ではないので、フィルターが掛かってしまうかもしれませんが、作品に映り込んでいる役者さんの表現は素晴らしいものです」と再度俳優陣の労をねぎらっていた。

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