新内眞衣、3年連続で婦人警官役「何度演じても楽しい」 共演・高橋龍輝には“苦情”も

乃木坂46の元メンバーで俳優の新内眞衣が3日、東京・紀伊國屋ホールで行われた舞台『熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s』(同所にて8月4日より上演)の舞台あいさつに、キャストの荒井敦史、池田純矢、高橋龍輝、三浦海里、多和田任益、佐々木ありさ、北野秀気、総合演出の河毛俊作氏とともに出席した。

イベントに登壇した新内眞衣【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した新内眞衣【写真:ENCOUNT編集部】

小日向ゆかは体調不良により欠席

 乃木坂46の元メンバーで俳優の新内眞衣が3日、東京・紀伊國屋ホールで行われた舞台『熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s』(同所にて8月4日より上演)の舞台あいさつに、キャストの荒井敦史、池田純矢、高橋龍輝、三浦海里、多和田任益、佐々木ありさ、北野秀気、総合演出の河毛俊作氏とともに出席した。

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 3年連続で捨て身の潜入捜査を行うヒロイン・水野朋子婦人警官役を演じる新内は「一緒にやらせていただく役者の方々で変わる舞台だなと思いますし、セリフは一緒のようなんですけど、感情が揺さぶられるところが違ったりと、何度演じても楽しいと思う作品です」と声を弾ませ、「多くの方に見ていただきたい作品ですので、みなさんぜひ楽しみにしていてください」とアピールした。

 また、主人公の木村伝兵衛部長刑事をダブルキャストで演じる荒井は「『熱海殺人事件』と名のつく作品は4度目なんですが、毎回進化できるように精一杯、必死こいてやっております」と力を込め、同じく木村伝兵衛部長刑事を演じる池田は「毎回、生死の境を彷徨いながらカーテンコールまでたどり着けるかどうか、そんな心持ちで一歩一歩、集中してやっております。この作品にしかない独特の熱量を届けて、お客さんの心に何か響くものがあったら持って帰っていただけたらと思っております」と語った。

 さらに、キャストを大胆に入れ替えたシャッフル公演も行われるが、やりにくい相手はいるか質問されると、荒井は高橋の名前を挙げ「矢継ぎ早にぶっ放してくるので息継ぎができないという苦情はあります。やりにくいとかじゃなくて、苦情として今、言っておこうかなと思います」と訴え、これに高橋は「うれしいです」と吐露して笑わせ、「本番が始まったら伝兵衛の空気に“うっ”ってなるときがあるので、そういうやりとりがすごく楽しいなと思います」と笑顔を見せた。

 紀伊國屋ホール59年の歴史の中で、もっとも上演回数の多い作品であるつかこうへいの「熱海殺人事件」は、1973年の発表以降、翌年1974年に岸田戯曲賞を授賞、のちに映画化されるなど、日本の演劇史上プロアマ問わず最も愛され上演され続けている作品(推定累計8500ステージ)。50周年を記念して上演される今作は、スタンダート公演のほかに、オーディションメンバーを加えたフレッシャーズ公演とエキサイト公演、キャストを大胆に入れ替えたシャッフル公演、トークショなどが予定されている。

 なお、同舞台あいさつに出演予定だった小日向ゆかは、体調不良により欠席した。

次のページへ (2/2) 【写真】『熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s』舞台あいさつの様子
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