佐藤浩市、髪が真っ白も前向き 父・三國連太郎さんから“遺伝”「若い頃からほぼほぼ真っ白」
俳優の佐藤浩市が31日、都内で行われた映画『春に散る』(8月25日公開)の大人試写会に片岡鶴太郎、山口智子とともに出席した。
山口智子も思わずうっとり「すっごいきれい」
俳優の佐藤浩市が31日、都内で行われた映画『春に散る』(8月25日公開)の大人試写会に片岡鶴太郎、山口智子とともに出席した。
映画は、沢木耕太郎氏による同名小説が原作。40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾が出会い、2人で世界チャンピオンを目指す姿を描いており、佐藤と横浜流星がダブル主演を務める。
佐藤の登壇は観客には知らされておらず、サプライズとなった。ステージに佐藤が現れると客席から歓声があがったが、本人は「サプライズなのに横浜流星じゃなくてすみません」と自虐して笑わせた。
この日は「50歳以上」の観客が来場する大人試写会。年を重ねたからこその悩みが寄せられ、キャスト3人が答えていった。
「白髪が目立つようになってきた」という声に、佐藤は「毛髪のことを気にするのはやっぱり日本人が一番多い? 欧米で気にする人はあまりいらっしゃらないのでは?」としつつ、「僕は(父の)三國連太郎が若い頃からほぼほぼ真っ白だったから、自分もそうなるだろうなって思っていた。僕は50歳からもう真っ白。そのときはさすがに役柄もあって、黒くしていたけど、今はコレですからね。ものの見事に真っ白ですから」とかぶっていた帽子を脱ぎ、観客に披露した。
隣に立っていた山口は、佐藤の髪を見て「すっごいきれい」とうっとり。続けて「白くしたいけど、中途半端をどう乗り切ったらいいの?」と質問すると、佐藤は「中途半端って言うからおかしい。グラデーションだね」と前向きなメッセージを発信。それには山口も「そっか。色の混ぜ込みも楽しむって気持ちね?」と納得の笑顔を浮かべていた。