宮迫博之、闇営業問題でどん底へ 脳裏によぎった「おかしな考え」 孤独を救った妻の言葉

お笑いタレントの宮迫博之が31日までに公開された、たかまつななのYouTubeチャンネルにゲスト出演し、闇営業問題が報じられた際に「おかしな考え」が脳裏をよぎっていたことを明かした。

宮迫博之【写真:舛元清香】
宮迫博之【写真:舛元清香】

前向きな気持ちに切り替えることができたのは「明確な目標があったから」

 お笑いタレントの宮迫博之が31日までに公開された、たかまつななのYouTubeチャンネルにゲスト出演し、闇営業問題が報じられた際に「おかしな考え」が脳裏をよぎっていたことを明かした。

 2019年に宮迫をはじめとした人気芸人らが反社会的勢力と宴席を行ったと週刊誌で報道された。その後、宮迫は吉本興業とのマネジメント契約を解消。21年にお笑いコンビ・雨上がり決死隊を解散した。

 闇営業騒動時、宮迫は「換気扇の下から動けなくなっていたかな……。どっちみち外には出れなかった。報道陣がいっぱいおったから」と過去を回顧。「でもそのときは奥さんかな。5分おきに台所の前を通って『大丈夫? 変なこと考えなや』っていう声かけをしてくれていた。もしあれで、奥さん、子どもが実家帰っていたら、おかしな考えになっていたかも知れない」と心の内を打ち明けた。

 さらに「もうここで終わらせようっていうのはよぎるわけよ。ここから復活はあるのか? どうしよう? どうなっていくの? とか、ずっといろんな考えがあって、最終的に何回はもう終わらせようかなっていうのは頭の中をよぎる。よぎるタイミングで奥さんから『大丈夫?』っていう声かけがあると『大丈夫や』とか言いながらそれの繰り返しやった、数か月。あの声かけはすごく力にもなった」と感謝した。

 また、「頑張れ」という言葉についても「あのとき、嫁に『頑張りいや』って言われていたら、さらにプレッシャーになっていたと思うし、(人に)頼るべきだと思う。もし周りにそういう人がいるんであれば。いろんな状況の人がいるから一概には言えないけどね……」と話した。

 前向きな気持ちに切り替えることができたのは「明確な目標があったから」とのこと。「あとは負けたまま終わるのが許せないタイプっていうのは根本にある。一番近しいところで言うと“牛宮城”っていう焼肉屋が最初に大炎上して、いろんな有名人、有識者からも絶対撤退すべきと。結局、近しいスタッフ間も撤退の方向の方がまだ傷は浅いのではないかという考えになっていたときに、ひとりで『絶対に撤退はしない』と。でも撤退しないとさらにお金はかさむし、やばかったね。おかしなことをまた頭をよぎることもあったけど、そのときはやっぱり奥さんかな。唯一、『絶対やるべき』『撤退すべきじゃない』『そこで撤退していたらあんたじゃなくなる』と言ってくれたことで解消された」と背中を押してくれたことを明かした。

 近年、自殺数が増加していることを警視庁は発表している。宮迫は「やりたいことをやるっていうのを決めて、自分の方向性を決めてあげればいい。何も考えられない状態だと、自死を考えてしまうから、何でもいいんですよ」とアドバイスした。

次のページへ (2/2) 【写真】夕日をバックに撮影した2ショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください