“売れてない”ピン芸人・TAIGA、実は面白い? 本人は先に「米国が気づいた」と猛アピール
ピン芸人のTAIGAが30日、都内で自伝『お前、誰だよ! - TAIGA晩成 史上初!売れてない芸人自伝 -』(発売中)の発売記念取材会を行った。ぺこぱのシュウペイと松陰寺太勇も出席し、息の合ったトークを展開した。
報道陣から一発ギャグ求められ「売れタイガー」
ピン芸人のTAIGAが30日、都内で自伝『お前、誰だよ! – TAIGA晩成 史上初!売れてない芸人自伝 -』(発売中)の発売記念取材会を行った。ぺこぱのシュウペイと松陰寺太勇も出席し、息の合ったトークを展開した。
もっぱら“売れてない”と揶揄されがちなTAIGA。自身のライブの前説を担当していた後輩芸人のぺこぱは、今や遥か前方の存在に。松陰寺が「僕の背中を見て、これからも来てください」とボケると、TAIGAはツッコミを入れつつ「今すごいめちゃくちゃスーパースターになったけど、(昔のぺこぱは)目も当てられないくらいネタもぜんぜんだった。滑ってたしね~」と述懐した。
ぺこぱは先輩芸人の面白さを語り、シュウペイは「実力はある方。それを早く、テレビマンの方が見つけて、気に入って頂ければもう、何でもできますから」と称賛。松陰寺も「TAIGAさんが売りきれてないのは、ぶっちゃけメディアのせい」となじった。
するとTAIGAは「この間米国のコメディハウスで、米国人を笑わせられるか、というのをやって、おれ爆笑とってきたからね」と自信満々。「日本の芸能界がおれの面白さに気づかないうちに、米国が気づき始めた」と猛烈にアピールした。
TAIGAが所属するサンミュージックに髭男爵や小島よしお、スギちゃん、ダンディ坂野など一発ギャグで名を馳せた芸人たちが多く在籍することを受け、報道陣から一発ギャグを無茶ぶりで求められたTAIGAは、手を丸め、爪を立てて「売れタイガー」などを生披露。「今年こそ絶対に売れタイガ~!」と声を張り上げるも、シュウペイが間髪入れずに「あとは?」と他のギャグをおねだり。TAIGAは「今がんばって作ったんだよ! これ、流行らそうと思ってるから!」と訴えた。
同作は、TAIGAのドキュメンタリーエッセイ。オードリーやぺこぱなど人気芸人から師匠と慕われるも、ブレイクにはほど遠い中堅ピン芸人の半生が赤裸々につづられている。若き日のオードリー、ぺこぱ、カズレーザーたちとの下積みエピソードに加え、書籍化ではオードリー・若林正恭&春日俊彰とのスペシャル鼎談が実現。カズレーザー、納言・薄幸、バイク川崎バイク、ヒコロヒー、ぺこぱ、モグライダーなど人気芸人がTAIGAのために書いた手紙も特別収録する。