渡辺華奈、1309日ぶり日本凱旋も薄氷の勝利に声詰まらす「すごく悔しい気持ちです」【BELLATOR】

格闘技イベント「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」(30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)女子フライ級5分×3R

渡辺華奈【写真:ENCOUNT編集部】
渡辺華奈【写真:ENCOUNT編集部】

際どい判定に「聞くまでドキドキでした」

格闘技イベント「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」(30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)女子フライ級5分×3R

 BELLATORパートの第3試合では、同級2位の渡辺華奈(FIGHTER’S FLOW)が同級7位のヴィタ・アルテイガ(米国)に判定勝ちを収めた。試合後会見で、渡辺が悔しさをあらわにした。

 多くの打撃をもらってはいたものの、なんとか判定勝ち。結果について「際どい判定だと思って聞くまでドキドキでした」と率直な感想を漏らした。

 1、2Rは「ギリギリ」と思っていたと言い、そのなかでも自身が勝利した要因について「1Rは最後にパウンドを打った。2R目は打撃をもらっていたんですけど、自分も結構当てていたので有効打はそこまで大きな差はない。あとはコントロールと自分がテイクダウンアタックに行っていたので少しこっちに付いたのかな」と分析した。

 アルテイガの印象については、「もっと前に出てくると思ったのですが、テイクダウンディフェンスを徹底していて思ったより出てこなかった印象です」と語った。

 3R終盤には逆にチョークを極めにいかれる場面も。そのシーンについて「相手がギロチン得意でどこかで狙ってくると思った。逃げるという対応をしてしまったので、極められることはなかったんですけど、下にならずにエスケープをできればと思っています」と悔やんだ。

 1309日ぶりの日本での試合。感想を求められると「すごい楽しかったです」と笑顔。それでも「自分の思った試合展開や動きがあまりできなかったので、それがすごく悔しい気持ちです」と声を詰まらせた。

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