俳優の武田真治が28日までにYouTubeチャンネルを更新。5月に強盗事件に遭った東京・銀座の高級腕時計ロレックス専門店「クォーク銀座888店」のその後をリポートしている。

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　事件が起きたのは5月8日の午後6時すぎ。同店舗に3人組の男が強盗に入り、多数の時計などを奪って車で逃走。人が行き交う中での白昼堂々とした犯行は大きな話題となっていた。

　武田は事件前に同店舗を訪れていたという縁もあったため、事件後の様子を実際に店舗に訪れてリポート。ロレックス専門店・クォークのヴィンテージスペシャリストの佐藤顕さんに話を聞いている。

　佐藤さんは「大変でしたね」「我々もちょっと信じられない、想定外」と当時の心境を回顧。当日は現場にはいなかったとのことで、「悔しい思いでいっぱいです」と怒りをにじませている。

　1番に気になったのは当日に居合わせたスタッフの安否。結果的に、全員の無事が確認できたようで、安堵（あんど）の表情を浮かべていた。

　犯人は確保され、強盗に遭った時計たちもすべて確保できたとのこと。「それは大丈夫なんですけど……」と言葉を選びながら、現在は細かく傷をチェックしている段階であると説明した。

　傷の有無によってはもちろん、「値段が下がる可能性があります」と声を落とした佐藤さん。「自分へのご褒美として頑張った人たちが買うものでございますのでそういうことは一切やめていただきたいですね」と呼びかけた。

　真剣な表情で話を聞いていた武田も「身の回りにいる人で強盗に遭った人は人生で初めてかもしれないです。お話がうかがえてよかったです」と感謝した。