映画『「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rule the Stage《Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW》 -Cinema Edit-』の公開記念舞台あいさつが27日、都内で行われ、出演の安井謙太郎（7ORDER）、坂田隆一郎、滝澤諒、阿部顕嵐（7ORDER）、バーンズ勇気が登壇した。

　音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」の舞台化作品『「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rule the Stage』。本作は、今春に上演された《Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW》の舞台映像を映画館用に再編集した、-Cinema Edit-シリーズの第3弾となる。

　坂田と滝澤は、各キャラクターの細かな演技を余すことなく見られる“3面ライブスクリーン版”を見たそうで、坂田は「初めて3面スクリーンで見たんですけど、舞台を客席で見ているような感じがして、映画館にいることを忘れるくらいの没入感を味わえて感動しました」と目を輝かせ、滝澤は「目が増えたような感じがしました。舞台上だと1人のキャラクターを追うとその人視点になっちゃうけど、大事なシーンを3つのアングルで切り取って映し出してくれるので、話もより入ってきやすい感じがしましたね」と舌を巻いた。

　また、今回、共演したことで新たな一面を発見した人はいるか尋ねられると、安井は「顕嵐の幹事能力が高いって思いました」と打ち明け、ほかのキャストから共感の声が上がると、安井は「怖いのが、まだ誰も『行く』って言っていないのに店が抑えられた状態から始まって」と続けると、坂田も「誰が行くって言ってないけど、人数もちょうどピッタリくらいなんだよね」と目を丸くした。これに阿部は「もう行きたくて、その一心なんですけど、グダグダするのが好きじゃなくて、全部押さえてからみんなを誘いました」と理由を明かし、安井は「いちカンパニーにいち顕嵐」と笑顔で語った。

　さらに、本作では困難を乗り越えて絆を深める様が描かれているが、シブヤ・ディビジョンとヨコハマ・ディビジョンそれぞれの絆エピソードを聞かれると、ヨコハマ・ディビジョンのバーンズは「寝るタイミングが一緒」と胸を張り、これにシブヤ・ディビジョンの滝澤は「僕らも寝るルームがありまして、ご飯を食べ終わったあとに3人で行って、明かりも消したのに誰かが小声でしゃべり始めるんです。それで明かりをつけて、結局僕らは一睡もしないで夜公演をやったりしました」とコメント。その横でヨコハマ・ディビジョンの3人は寝ていたそうで、安井と滝澤は「僕も寝たかった」と本音を吐露し、安井は「本当におしゃべりさん」と原因となった坂田を見つめた。