井上尚弥、フルトン倒した“スーパーマンパンチ”に海外メディア脚光 ファンは仰天「モンスタージャンプ!」

ボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチが25日、有明アリーナで行われ、前バンタム級世界4団体統一王者の挑戦者、井上尚弥(大橋)が、WBC・WBO王者スティーブン・フルトン(米国)に8回1分14秒TKO勝ち。日本人史上2人目の4階級制覇を達成した。英メディアは8Rにフルトンを倒した瞬間に注目。両足が浮いており、スーパーマンパンチのような体勢で左拳を叩き込んでいた。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

左フックを叩き込む瞬間、空中に浮遊

 ボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチが25日、有明アリーナで行われ、前バンタム級世界4団体統一王者の挑戦者、井上尚弥(大橋)が、WBC・WBO王者スティーブン・フルトン(米国)に8回1分14秒TKO勝ち。日本人史上2人目の4階級制覇を達成した。英メディアは8Rにフルトンを倒した瞬間に注目。両足が浮いており、スーパーマンパンチのような体勢で左拳を叩き込んでいた。

 この体勢からあんなパンチを繰り出せるのか――。決着のついた8Rだ。右ストレートでフルトンのテンプルを打ち抜きぐらつかせると、このチャンスを逃すまいと襲い掛かり左フックを叩きこんだ。

 吹き飛ばされ、大の字になるフルトン。なんとか立ち上がったが最後は井上のラッシュで崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。

 驚くべきはフルトンを倒したパンチだ。飛び上がるように左フックを放った瞬間。両足がキャンバスから離れている。凄まじい破壊力だ。

 この瞬間に脚光を浴びせたのは、英放送局「スカイスポーツボクシング」の公式ツイッター。「Airtime」とキャプションをつけて投稿すると、国内外のファンからは「エアイノウエ!」「モンスタージャンプ!」「舞空術って反則じゃ?」「スーパーマン」などと驚きの声が。中には「まるでガゼルパンチだ」とボクシング漫画『はじめの一歩』の主人公が繰り出す必殺技と重ねるファンもいた。

次のページへ (2/2) 【写真】井上がフルトンを倒した“スーパーマンパンチ”の瞬間
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