水谷隼、東京五輪金メダル獲得がタレントへの転機「その日をきっかけにラケットからマイクに」

元プロ卓球選手でタレントの水谷隼が26日、都内で行われた「TEAM JAPAN SUMMER FEST-パリ2024オリンピック1年前カウントダウンイベント-」のオープニングイベントに出席した。2021年の東京五輪で伊藤美誠と組んで混合ダブルスで金メダルを獲得した日を振り返った。

イベントに出席した水谷隼【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した水谷隼【写真:ENCOUNT編集部】

後輩へエール「乗り切って頑張って」

 元プロ卓球選手でタレントの水谷隼が26日、都内で行われた「TEAM JAPAN SUMMER FEST-パリ2024オリンピック1年前カウントダウンイベント-」のオープニングイベントに出席した。2021年の東京五輪で伊藤美誠と組んで混合ダブルスで金メダルを獲得した日を振り返った。

 水谷は、五輪の大舞台について「ちょうど2年前の7月26日に、混合ダブルスで金メダルを獲った」と述懐。「その日をきっかけに、僕の左手に持つものがラケットからマイクに変わりつつある(笑)。7月26日というのは忘れもしない」と述べた。

 続けて「継続して頑張ることが結果につながる。それこそ卓球界って、オリンピックに向けて、すごい選考争いを広げている最中。国内の選考を乗り切って、オリンピックに出場できれば、メダルは間違いないと思っている。いわば、オリンピックのメダル争いをもうすでにやっている最中。乗り切って頑張って、オリンピックに出場してほしい」と後輩選手にエールを送った。

 同オープニングイベントには元マラソン選手の高橋尚子、元女子レスリング選手の登坂絵莉、ハンドボール選手の土井レミイ杏利も出席。パリ五輪で競技種目となるブレイキンのパフォーマンスも展開された。

 同イベントは、パリ五輪に挑む日本代表に対する応援を広く呼びかけると共に、スポーツにも大きな影響を与える気候変動について、ゲストのオリンピアンを通じて環境の大切さに気付いてもらい、衣料品のリユースなどCO2削減につながるアクションへの興味関心を持ってもらうことを目指して行われる。実施期間は、パリ五輪の開催期間に合わせて7月26日から8月11日まで。

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