比嘉愛未と三浦翔平が映画W主演 舞台は伊勢志摩、2023年秋公開予定「美しさも必見です!!」
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』が完成を迎え、2023年秋に劇場公開する。俳優の比嘉愛未と三浦翔平がダブル主演を務め、浅利陽介、小手伸也、山崎静代(南海キャンディーズ)、松岡依都美、田中要次、石野真子、三浦友和らの出演も発表された。
「相続」と「家族」を軸に、「成年後見制度」の問題を描く
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』が完成を迎え、2023年秋に劇場公開する。俳優の比嘉愛未と三浦翔平がダブル主演を務め、浅利陽介、小手伸也、山崎静代(南海キャンディーズ)、松岡依都美、田中要次、石野真子、三浦友和らの出演も発表された。
本作の軸になるのは「相続」と「家族」。少子高齢化社会と言われる今だからこそ、向き合うべき制度である「成年後見制度」(2000年に発足)の問題を描きつつ、“時価6憶円”の値打ちがある伝説の真珠を巡る、ある家族の大騒動を軸に進む。予想外の連続に思わず「学び」、「笑い」、「涙する」ハートフル・エンターテインメント作品だ。
比嘉演じる大亀遥海は三重・伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親(大亀仙太郎/三浦、満代/石野)をもつ3人姉妹の3女。また、三浦演じる城島龍之介は成年後見に注力している弁護士で、あることをきっかけに大亀家と関わりをもつことになる。
撮影は22年4月から映画の舞台でもある伊勢志摩市を中心に行われ、6月にクランクアップ。メガホンを取るのは、『利休にたずねよ』(13年)、『サクラサク』(14年)、『海難 1890』(15年)、『天外者』(20年)などで知られる田中光敏監督。今回、自身数十年ぶりとなる現代劇作品を監督する上で、「『相続』を笑いと涙と家族の織り成すエピソード。楽しく描きました」と語る。
また、脚本を担当した小松江里子は『利休にたずねよ』、『海難 1890』、『天外者』を田中監督と共に生み出した名コンビ。社会問題と真珠を巡る家族の喜劇、更に伊勢志摩の壮大な風景を織り込み、オリジナルストーリーを誕生させた。コロナ禍や戦争など、改めてそこにある幸せに触れることができる「家族の物語」でもある。
以下、出演者のコメント。
○比嘉愛未
「今回、ずっとご一緒したかった田中光敏監督。そして私のドラマデビュー作品でもあるNHK朝ドラ『どんど晴れ』の脚本家でもある小松江里子さん。このお二人の作品に呼んで頂き、とても嬉しく光栄でした。成年後見人という制度から起こる、家族の人間模様が丁寧に、シリアスになり過ぎず、むしろ面白くて思わず笑ってしまうような軽快さがあるこの作品。舞台となった伊勢志摩の自然や文化などの美しさも必見です!! 家族との向き合い方を改めて感じて頂けるのではと思っております。ぜひご期待下さい」
○三浦翔平
「コメディ? ハートフル? ジャンル分けをしちゃいけない、色んな意味で『振り幅が広い』映画になりましたね。『法律』『相続』『真珠』『家族』、テーマはしっかりとしていますが、どのキャラクターも遊び心満載で、キャラクターの心情もそれぞれ異なっているので、何回か見て頂けると、より楽しめると思います。最後は見事に田中監督のマジックにかかってしまいました。是非、劇場で楽しんでください」
○三浦友和
「舞台は三重県志摩市です。志摩といえば真珠です。私は伝説の真珠職人を演じています。英虞湾の美しさを今回初めて知りました。今まで経験のない絶景でした。真珠職人の方々、志摩市の方々の心からの応援おもてなしをいただき、遺産相続にまつわる決して他人事ではないお話を、シビアにコミカルに描いた素敵な映画ができました」
○石野真子
「伊勢志摩のターコイズブルーに輝く美しい海に囲まれその海と共に真珠の命を育む腕利きの養殖家の役をさせていただきました。大切な核入れなど、真珠について色々教わり体験ができ、より一層真珠の輝きに魅了されました。また、地元の方々にも大変お世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。『親の金は誰のもの 法定相続人印』、タイトルはドキッとしますけど、訳すと愛されたかった、愛したかったなのかな? 家族って、親子って夫婦って、、、。意識していても、しなくても、いつも根底にあって知らず知らずに揺さぶられているものですねぇ。。」