俳優で歌手のファーストサマーウイカが20日、都内で行われた映画『炎上する君』（8月4日公開）の先行上映会に登壇した。本作にまつわるトークで会場を盛り上げた。

　同映画は、西加奈子の短編小説が原作。何度も現実に絶望する2人の女性、梨田（うらじぬの）と浜中（ファーストサマーウイカ）が、世にも奇っ怪な「炎上する男」を探すシスターフッドムービーが展開される。

　ファーストサマーウイカは、アラビア風のカラフルなロングドレスで登場。MCが冒頭で名前を噛んだことに「名前が長ったらしくてすみません」と笑いながら挨拶した。

　過去に共演経験があるうらじぬのも含め、ファーストサマーウイカにとって知人ばかりで構成されていたという同作のオファーを振り返って「知っている人たちが一緒に作る映画っていうのに参加するのがほぼ初体験だったんですよ。そういう意味では『ドキドキする』『大丈夫かな』という不安よりも、『一緒にどんなものが作れるんだろう』という期待値がほとんど占めた状態で現場に入れる、という喜びが大きいのは、今までにない経験でしたね」とほほ笑んだ。

　上映会には、主演のうらじぬの、劇中歌とエンディングテーマを務めたゆっきゅん、ふくだももこ監督も出席した。