ものまねタレントのコロッケが19日、都内で行われた「半島コロッケ」の発売記念発表会に出席した。「モノマネ人生の中で一番辛かった」というエピソードを明かした。

「半島コロッケ」は、国土交通省推進事業の一環で、光文社とコロッケエンターテイメントフーズが共同開発。今回発表された第一弾「かつお香る南高梅コロッケ」は、7月19日より「コロッケのころっ家」の全国50店舗にて発売される。コロッケは奇しくも同日発表となった「コロッケのころっ家」のテーマソング「コロッケの歌」を振り付けダンスと共に初披露した。

　同楽曲を手がけた「ゴダイゴ」のミッキー吉野は、コロッケとの打ち合わせを振り返って「コロッケさんは顔で来る。説得力がある」と太鼓判。コロッケは「紅白にちょっと出たいな、くらいの気持ちはある。それくらい、いい感じで行くんじゃないかなと思っている」と手応えを口にしつつ、「紅白、私、ほとんど応援ゲストばっかりでしたから」と自虐した。

　続けてコロッケは「前、コブクロが初出場するときに、私、知らないのに応援ゲストで出たんですよ。大変でしたよ。中居君が『コブクロの応援にこの人が来てくれました～』って言って、（自分の出番が）来ました。私がそこで、会場がシーンとしたんですけど、（森進一の『おふくろさん』をマネて）『コブクロさんよ～、コブクロさんよ～』。会場シーン（笑）。あんなに一人ぼっちになったことない。まわり誰も触れずに（中居の）『ありがとうございました～』で終わっちゃって」と述懐。「あれは本当に、モノマネ人生の中で一番辛かった思い出です」と笑った。