杏、フランス移住後初イベント 1500人集結の新宿にサプライズ登場「刻んで帰りたい」

俳優の杏が18日、都内の西武新宿ペペ前広場で行われた映画『キングダム 運命の炎』(7月28日公開)の公開直前イベントに出席。昨年、子ども3人と愛犬とフランスに移住してから国内のイベントに出演するのは初めてとなった。

イベントにサプライズで登場した杏【写真:ENCOUNT編集部】
イベントにサプライズで登場した杏【写真:ENCOUNT編集部】

山崎賢人は感激「さっきフランスのお土産をもらった

 俳優の杏が18日、都内の西武新宿ペペ前広場で行われた映画『キングダム 運命の炎』(7月28日公開)の公開直前イベントに出席。昨年、子ども3人と愛犬とフランスに移住してから国内のイベントに出演するのは初めてとなった。

 サプライズ登場となった杏が姿を見せると、西武新宿ペペ前広場に集結した約1500人のファンから歓声があがった。フランスと日本の二拠点生活を送っている杏は「本日はお招きいただきありがとうございます」とあいさつし、「(イベントは)あちらに行ってから初めてかも。新宿にこういう場所があるんだ。ここからの眺めは初めてなので、きょうは(記憶に)刻んで帰りたい」と笑顔を浮かべた。

 もともと原作のファンだった杏。本作でキーパーソンとなる闇商人の紫夏(しか)を演じているが、「第1作目はファンとして劇場に足を運んでいた一人なんです。まさかこうして映画に出演して、封切られるのは万感の思い」としみじみ。「ぜひ熱い夏を劇場で過ごしてほしい」と呼びかけた。

 イベントに同席した山崎賢人、岡山天音とは、共演シーンがなかったためこの日が初対面となった。山崎は「さっきフランスのお土産をいただいた。すごく優しい」と話すと、司会の南海キャンディーズの山里亮太から「お菓子をもらってめちゃくちゃうれしそうにしていた。子どもみたい」と明かされていた。

 原泰久氏による漫画が原作。紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・エイ政(後の秦の始皇帝)の壮大なストーリー。実写映画第3弾となる本作は、超大国・趙(ちょう)の侵略を迎え撃つべく信と王騎が初めて同じ戦場に立つ「馬陽の戦い」、エイ政の知られざる過去が明らかなる原作屈指の感動エピソード「紫夏編」を描く。

 一足早く本作を鑑賞した山崎は、「紫夏編」について「本当にすばらしいので観てください。泣けます、僕は泣きました。号泣した。きょう初めて会ったけど、紫夏の優しさ、懐のでかさ、包み込む感じは杏さんの人柄が出ていると思う」とアピールしていた。

※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき

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