30日にさいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」に出場予定だった朝倉海が17日、左ひざの内側側副じん帯損傷のため欠場することが発表された。代役として出場するのが、扇久保博正だ。急遽の代役を快く引き受けた“男気”に称賛の声が集まっている。

　扇久保は海が対戦予定だった元Bellator世界バンタム級王者のフアン・アーチュレッタ（米国）とRIZINバンタム級王座決定戦を戦う。

　17日の会見の中では、「この5年間RIZINで戦ってきて、榊原さんをはじめ笹原さん、柏木さん、たくさんの人に家族のように支えてもらった。家族が困っている時に、黙っている男はいない」などとコメント。その“男気”にネット上では「かっこいい」「これは漢・扇久保」「奇跡を起こしてくれ」などと称賛の声が上がっている。

　ファンだけではない。一番近くで扇久保を支えてきた妻・京香さんも自身のツイッターで「練習でヘロヘロになって帰ってきても　自分のご飯自分でして　洗濯もして　毎日息子のお風呂入れて　夜寝かしつけして　えらいのよ本当、うちのパパ　非の打ち所がないのよ。世の中の親父の鏡」と改めて絶賛した。

　さらに「よしこの2週間は私が全部頑張る　家族のためにね」と決意を新たにしていた。

　この妻の言葉にさらに扇久保株が上昇。「もう尊敬しかないんよ」「泣けるー！夫婦っていいなあ！」「おぎ家のパパは最高のファイターです！」などとコメントが寄せられている。