音楽プロデューサーのつんく♂が総指揮を務める“青春”をテーマにした映画祭『TOKYO 青春映画祭 2023』の表彰式が17日、都内で開催された。

　今回で3回目となる同映画祭は、つんく♂が自身のサロン内で「中2に見えるヒロイン募集」からスタートし、「中2」が主人公の「中2映画」の制作することから発展した企画となる。

　今回は2022年1月1日以降に完成した作品が対象。テレビ関係者や芸能プロダクション、広告代理店や出版社など各業界関係者20人が応募された全23作品を審査し、今年のグランプリは『いまさらキスシーン』に決まった。

　メガホンをとったBOW監督は、高校2年のときモーニング娘。のオーディションに応募し、不合格だったことを明かして「監督なんて何をするのか分からない未知の世界だったけど、つんく♂さんに会えるならと作った」と笑顔。出演者とともに賞状と副賞などを受け取った。

　つんく♂は「僕は審査したわけじゃないですが、選ばれた結果から考えると審査員のみなさんが理屈ではなく感覚を揺さぶられたのではないか」「見終わったあと、なんだかめちゃ喉が渇きましたもんね。すごい迫力でした」とコメントした。

　表彰式にはゲストの加藤諒、篠崎愛、倉本美津留氏も参加した。