意地悪な姉・ルーシーをフィーチャー スヌーピーミュージアムで改装前最後の企画展が始まる

東京・町田にある「スヌーピーミュージアム」で、人気マンガ「ピーナッツ」に登場する女の子「ルーシー」をテーマにした企画展「今こそ、ルーシー! LUCY IS HERE」が開催されている。会場内には米カリフォルニア州にある「シュルツ美術館」が所属する、貴重な原画や複製原画46点がずらり。企画展のために来日したアシュリー・レイラクトさんは「ルーシーは物語の中で最も複雑なキャラクターだと思います。優しかったり、意地悪だったり人間の全ての感情を表しているのが彼女の特徴。恋する相手に気持ちをうまく伝えられないなど多角的な面を楽しんでほしい」と呼びかけた。

「スヌーピーミュージアム」で開催中の企画展(左から)中山館長、レイラクトさん【写真:ENCOUNT編集部】
「スヌーピーミュージアム」で開催中の企画展(左から)中山館長、レイラクトさん【写真:ENCOUNT編集部】

来場者にポジティブになれるカードをプレゼント

 東京・町田にある「スヌーピーミュージアム」で、人気マンガ「ピーナッツ」に登場する女の子「ルーシー」をテーマにした企画展「今こそ、ルーシー! LUCY IS HERE」が開催されている。会場内には米カリフォルニア州にある「シュルツ美術館」が所属する、貴重な原画や複製原画46点がずらり。企画展のために来日したアシュリー・レイラクトさんは「ルーシーは物語の中で最も複雑なキャラクターだと思います。優しかったり、意地悪だったり人間の全ての感情を表しているのが彼女の特徴。恋する相手に気持ちをうまく伝えられないなど多角的な面を楽しんでほしい」と呼びかけた。

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 作者のチャールズ M. シュルツは、50年に「ピーナッツ」の新聞連載を開始した当初から、作品の中で多様性や人を思いやる大切さを表現してきた。「自分自身のまま、自分らしく生きていいんだよ」と元気いっぱいの姿を見せてくれるキャラクターたちは、世界中で憧れの存在に。中でも自分に偽りなく生きるルーシーは「ポジティブな気持ちになれる」と人気だ。「もっと自分らしく生きてもいいんだよ」というピーナッツの仲間たちからのメッセージを受け取ってほしいと、来場者にはスヌーピーやライナス、ルーシーらが思いを込めた「わたしたちはみんなマル!」の限定カードをプレゼント。中山三善館長は「読んでいると、このままで自分はいいんだなと思える。携帯して見返してほしい」と話していた。カードは全8種、ランダムで配布される。

 2024年1月8日まで。同館は2024年にリニューアルを予定しており、改装前最後の企画展になる。

人気のワークショップ 「参加したい!」の声に応え8月から回数を増大

 毎月申し込み開始と同時にチケットが即完売するのが「スヌーピー」のぬいぐるみを作ることができるワークショップ。8月からは「参加したい!」という声に応え実施回数を増大させるという。ワークショップでは耳や顔、手など20枚の記事を組み合わせたボディ(本体)にペレット(詰め物)や綿を入れ、好みのスヌーピーを作ることが可能。Tシャツには記念日などの日付け、名前などを刻印することができる。小学生以上が対象で、時間は75分。参加費は6050円(税込み)。申し込みは公式サイトで確認を。

 ミュージアムは8月22日と、24年1月1日は休館。チケットは一般2000円(当日券、日時指定の前売り券は1800円)など。

次のページへ (2/2) 【写真】スヌーピーは20枚の布でできている! 縫われる前の布やパーツ ワークショップ教室の様子
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