真夏の空の下、個性と愛情が詰まったクルマが集まった。クルマ愛好家に交流の場を提供する「A PIT オートバックス東雲」主催の定例のカーイベントが16日、東京・江東区の同店で開催された。「MINI（ミニ）」のファンが駆け付け、新旧64台が参加した。

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　カラフルな色合いのデザイン、多様なステッカーを貼り付けて外装をカスタム。ハイセンスでおしゃれなミニの数々に目を奪われた。

　1999年式の真っ赤なローバー・ミニ・クーパーの男性オーナーは、かわいい小物でアピール。ファンにとっておなじみ『シティーハンター』の人形やミニチュアカーをリアのスペースに搭載。雰囲気満点のステッカーにもこだわったといい、アンテナのはためくユニオンジャックも印象的だ。「走っていると、『あっ、ミニだ』といろいろな方に気付いていただけます。ミニはみんなを笑顔にしてくれるクルマです」と語った。

　一方で、コンバーチブルのクーパーSの運転席と助手席に、映画館で見たことがあるキャラクターが乗っていると思ったら、びっくり仰天。映画『スター・ウォーズ』シリーズのストームトルーパーではないか。シートにマスクが飾られている。

　男性オーナーに直撃すると、「これはイベントでネタでやっていたら、好評になってしまって（笑）。マスクだけかぶったり、全身ストームトルーパーの格好をして、仲間の皆さんに楽しんでもらっています。ミニは年齢関係なく、フレンドリーに楽しめるのが魅力ですよね。ちなみにカラーは、スターライトブルーです」と笑顔を見せた。

　同イベントはクルマ好き同士がコミュニケーションを図る機会を設けようと、「モーニングミーティング」と銘打ち、毎月第3日曜の午前7時30分から行われている。来月8月のテーマは、「痛車」に決定。SUPER GT GT300クラスの参戦車両「グッドスマイル　初音ミク　AMG」が展示予定という。