俳優の畑芽育が11日、都内で行われた主演ドラマ・日本テレビ系『最高の生徒 ～余命1年のラストダンス～』（7月15日午後2時30分・関東ローカル）の制作発表に出席した。連続ドラマ初主演の本作について語った。

　同ドラマは、日本テレビの昼の連続ドラマ放送枠「Zドラマ」で展開される全10話の学園ドラマ。一生分の体験を1年という有限の時間で生きる女子高生・伴ひかり（畑芽育）の青春を描く。また、主人公が通う鳳来高校3年C組は土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』（日本テレビ系、7月15日午後10時）の隣のクラスとなっており、一部の生徒が両作品に出演するクロスオーバー作品となる。

　畑は、本作の撮影について「最初は初主演ということでプレッシャーがあったり、不安に押しつぶされそうな日々も、あったにはあった。撮影が始まってしまったら、そんなことを考える余裕がないくらい、あっという間に時間が過ぎていく。もうすぐ撮影も折り返し。とても刺激的な毎日を送らせてもらっています」と話した。

　演じる伴は、自分の母親から遺伝した病気で余命1年と宣告されるものの、悲嘆せず、「残り1年で、どのようにして最高な1年を過ごせるか。誰よりも輝けるか」をモットーに生きる。同役を「余命があるからこそ、誰よりも輝いて、誰よりも最高に生きてやるんだぞと、しんみりという言うより、本当にキラキラ輝く女の子」と評し、「まだ前半戦で和気あいあいとして撮影ではあるんですけど、これからどんどん、感情の揺れ動くようなシーンをたくさん撮っていくと思う。自分が悲しくて負けないように、ひかりは強い女の子なので、そのあたりをどう視聴者の皆さんに、うまく強く気持ちをお届けできるか、戦いだと思う」と意気込んだ。

　制作発表には、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』にも出演する隣のクラスの生徒・藤原大志役の山下幸輝、伴のクラスメイトを演じる杢代和人、齊藤なぎさ、志田こはく、菊地姫奈、みとゆなも出席した。